ゆうやです!こんにちは。
突然ですがあたなは、2歳戦や未勝利戦を買いますか?
2歳戦や未勝利戦は
「良く分からない」
「データが少ないから予想するだけ損」
等と言われることがあり敬遠されがち。
しかし二歳戦や未勝利戦は意外と馬券妙味があるレースなのです。
今回は二歳戦や未勝利戦の攻略方法や馬券を当てるコツを紹介していきます。
二歳戦や未勝利戦とは?

そもそも二歳戦や未勝利戦とは何の事でしょうか?
重賞や特別レースしか買わない人には意外となじみが無かったりします。
詳しく説明していきますね。
二歳戦とは若駒たちの戦い
競走馬は一斉に年を取ります。
年をまたいだ瞬間に1歳年をとる仕組みになっているのです。
そして二歳戦とは二歳馬同士のレースの事。
日本ダービーが終わった翌週から二歳新馬戦は始まり、未勝利戦や条件戦、重賞競走からG1レースまで一通りが用意されています。
競馬はダービーに始まりダービーに終わるとはよく言ったもの。
ダービーが終わった翌週から来年のダービーへの戦いは始まるのです。
未勝利戦とは勝ち星がない馬による勝ち抜き戦
未勝利戦は収得賞金が0円の競走馬同士のレースです。
収得賞金とはクラスを区別するための賞金のことを言います。
よく本賞金(競走馬がレースで1着~5着に入着した際に獲得する賞金)と混同されがちですが、収得賞金はレースで1着(重賞では2着まで)となったときに、出走したレースの競走条件に応じて金額が算入されます。
重賞レースなどで除外される馬がいるかと思いますがそれは、収得賞金順に少ない馬から除外をされているという事。
そして未勝利戦は収得賞金がまだない馬たちの生き残りをかけた戦いなのです。
2019年から3歳未勝利戦は夏競馬まで。スーパー未勝利もなくなった。
あなたは「スーパー未勝利」という言葉をご存知ですか?
スーパー未勝利とは「出走5回以内または前走5着以内」の馬のみしか出走出来ない条件付きの未勝利戦です。
そしてスーパー未勝利は未勝利戦自体が終わる、9月からの一か月間で設定されます。
しかしこれはもう過去の話。
2019年からは形が変わり未勝利戦は夏競馬(2回新潟12日、2回小倉12日、2回札幌6日の週)で終了。
つまり9月からのスーパー未勝利が廃止となったのです。
理由としては秋競馬の出走頭数が少ない事の改善。
秋競馬はGⅠが始まるシーズンであり競馬が盛り上がる時期です。
しかしその一方で、他の条件戦や特別レースでは出走頭数が少なくフルゲート大きく下回る事が珍しくありません。
そこで厩舎の在籍頭数やその状況を改善し、秋競馬の充実を図っていくことが狙い目とされています。
競走馬というのは自厩舎の馬房の数までしか置いておく事は出来ません。
そして各調教師は、馬房の数より多くの競走馬を任されるため外厩を使い馬房のコントロールを行いながら競走馬を管理しています。
そこで9月まで組み込まれていた未勝利戦を廃止し、秋競馬を使いたい馬が入厩出来るように整えた形が今回のスーパー未勝利の廃止です。
因みに、今まで9月に組み込まれていた番組は全て夏競馬に編成されています。
その為3歳馬の勝ち上がり頭数は以前と変わりありません。
また出走時期が遅れた馬も、地方競馬を経由する事でJRAに戻ってくる再転入仕組みも可能です。
スリーアウトルールの導入
このスリーアウトルールも2019年から開始された案。
スリーアウトルールとは、3選連続で9着以下の未勝利馬は次走レースに出走する迄に2か月間を空けなければいけないルールの事です。
このルールはより能力が拮抗した未勝利戦を作る為に考えられた案です。
なぜ2歳戦や未勝利戦が狙い目なのか?

冒頭で「2歳戦や未勝利戦は馬券妙味がある」と説明しました。
この言葉通り、二歳戦や未勝利戦というのは意外と馬券妙味がある美味しいレースなのです。
その理由を解説していきます。
過剰な人気馬がいる事が多い
二歳戦や未勝利戦では実力以上に人気になる馬が多いです。
この理由としては血統やデビュー前の評判、調教師や騎手等で人気になってしまう馬がいるから。
二歳戦や未勝利戦は他のレースと比べて情報が少ないため、余計に血統や評判等で人気が集まりやすいのです。
血統や前評判だけが良くても全然走らない馬というのはたくさんいます。
また調教師や騎手でも過剰人気になる場合がありますが、あくまで走るのは馬です。
しっかりと馬自身とレースの分析をする必要があります。

オッズに妙味がある馬が分かりやすい
過剰な人気馬がいるという事は逆に人気薄の実力馬がいるという事。
二歳戦や未勝利戦というのはオッズの不均衡が分かりやすいのもまた特徴です。
詳しい予想の方法は後述しますが、過剰な人気馬が見極められれば人気薄の実力馬も簡単に見つけられます。

2歳戦や未勝利戦の攻略法と当たるコツを紹介

まずあなたに理解して欲しい事は「二歳戦や未勝利戦だからと言って特別な事は何もない」という事です。
あなたが普段予想している特別レースや重賞競走と予想方法は大きく変得る必要はありません。
それでは二歳戦や未勝利戦の攻略方法とコツについて話しをしていきます。
1レースでも出走していれば大体の事は分かる。レース映像の分析こそが一番の攻略方法。
2歳戦や未勝利戦が難しいと言われる理由は情報量の少なさからきています。
あなたも「予想の参考に出来る情報が少ない為どのように予想をしていいか分からない」と考えていませんか?
しかし1レースでもレースに出走していれば大方は判断が出来ます。
あなたでも正しいレース映像の見方が分かってさえいれば、各馬の能力比較から馬の脚質、タイプなど大抵が分かります。
それにより過剰人気の馬や人気薄の実力馬の判断が出来るのです。

血統や評判に流されない
続いては血統や馬の評判に流されない事です。
上記でも説明しましたが、二歳戦や未勝利戦というのは血統や馬の評判で人気が大きく左右されます。
新馬戦であれば血統で予想をするのは仕方がないですが、二歳戦や未勝利戦というのは1レース以上馬は走っています。
それなのに血統や前評判と言った不確定な要素のものにあなたが流されて馬券を買ってしまうのは非常にもったいないです。
しかし例外はあります。
二歳戦や未勝利戦では、芝からのダート替わりや逆にダートからの芝替わりが多いです。
馬の適性を早くに見極めたい陣営の考えによるものなのでしょうが、その際には血統が役立ちます。
只競馬の調教師や騎手も走ってみなければ分からない気持ちで色々試している段階ではあるので、血統に頼りすぎるのも禁物です。

夏競馬あたりの3歳未勝利戦はキャリアが浅い馬が狙い目
未勝利戦というのは勝ち抜き戦と説明しました。
夏競馬あたりになってもまだ未勝利戦に出走している馬は、勝ち上がれていない馬という事ですので基本的に弱いです。
その為それくらいの時期の未勝利戦では、見出走の馬や長期休養明けの馬の方が能力が高い場合が良くあります。
基本的には未勝利戦で好走した馬が人気になるので、見出走の馬や長期休養明けの馬というのは人気薄の実力馬になる事も多いです。

2歳戦や未勝利戦も攻略法やコツを勉強して、朝から馬券を当てよう!

いかがだったでしょうか?
二歳戦や未勝利戦というのは、あなたが思っているよりも簡単で馬券妙味があるレースなのです。
そして二歳戦や未勝利戦といえどレース映像での分析がやはり一番の攻略法。
血統や馬の評判等と言った不確定要素を頼りに馬券を買うのではなく、レースの映像から分かる事実を使って予想を行いましょう。
今回もあなたの予想の参考になれれば幸いです。
