・3連単は1着固定のフォーメーションを30点で買おう
・3連単を買う際のテクニックと注意点
・わずか9800円で288万円を当てた僕が3連単について思う事
それでは早速行きましょう。
3連単は1着固定のフォーメーション30点

結論からですが、3連単は1着固定のフォーメーションを30点で買いましょう。
そして3連単で馬券を買う際は常に、予想を決め打ちして馬券を買う事を念頭においてください。
詳しくは後述します。
そもそも3連単とは?
3連単とは1着→2着→3着を着順通りに当てる馬券の事です。
その為、3連単のメリットは的中時の配当の高さ。
そして3連単のデメリットは的中確率の低さです。
下記は18頭立てのレースでの券種ごとの的中確率を表した数値になります。
単勝 約5.5%
複勝 約16.6%
馬連 約0.65%
馬単 約0.32%
枠連 約2.77%
ワイド 約1.96%
三連複 約0.122%
三連単 約0.02%
3連単を1点で当てる事は非常に困難だという事が分かると思います。
そして下記は的中時に万馬券になる確率の数値です。
単勝 約0.8%
馬連 約10%
馬単 約30%
三連複 約28%
三連単 75%
やはり3連単は的中確率が低い分当たった時のリターンは高いですね。
3連単の買い方は1着固定のフォーメーションがベスト
上記の3連単の特徴を踏まえた上で僕がオススメする3連単の買い方は、1着固定のフォーションです。これで結果も出してきました。
何故なら、1着固定のフォーメーションは点数を抑えられる割に的中率も高い水準を保てるから。
もう少し詳しく説明すると、軸を決め1着固定にする事で予想に一貫性が生まれ無駄な買い目を省いた質の高い馬券が買えるからです。
これは僕なりの予想の考え方なのですが
例えば本命が1着になったとします。
本命が1着になったという事は、想定していたトラックバイアスや展開、各馬の能力比較や適性などの予想ファクターが当たっていたという確率が高いという事です。
トラックバイアスや展開が想定通りで軸馬が1着なら、2着や3着も予想通りになる確率が高いと思いませんか?
つまり1着が当たれば2着や3着も当たる。
だから3連単は1着固定のフォーメーションで良いじゃん!
という事です。
要は予想を決め打ちして馬券を買えば少ない金額でも3連単は当たるという事です。
もちろん予想の精度の問題はあります。
ただ僕はこの考え方に至り長年3連単を1着固定のフォーメーションで買い続け年間回収率100%越えを達成してきました。
ですので経験則からもあなたにオススメする3連単の買い方は1着固定のフォーメーションです!
3連単の理想的な点数は30点
具体的な理想の点数は人それぞれ。
それを踏まえた上で個人的にオススメする3連単1着固定のフォーメーションでの点数は30点です。
この30点はあくまで目安なのですが、僕は大体25点~36点くらいの点数で3連単を買っていました。
何故30点前後の点数で馬券を買っていたかというと、僕の予想で2・3着を選ぶとその殆どが5~6頭に絞られるからです(1着固定で2.3着が5~6頭だと大体25点~36点程で収まります。)
後は僕の競馬資金を考えると1レース3000円程が丁度良かったというのもありますね。
つまりトラックバイアスや展開など予想を決め打ちすると30点前後の点数に落ち着きその点数で結果も残せたので、僕的には30点前後で落ち着いたという事です。
ここも経験則の話なので具体的な点数はあなた自身で見つけるほかないのですが、一つの目安として挙げるのであれば30点をオススメします。
場合によってはマルチもあり
個人的には1着固定や2頭軸のマルチもオススメする場合があります。
それは軸馬や対抗評価の馬が人気薄の時です。
何故なら、軸馬が人気薄ですと馬券の期待値は高くなる為、点数を増やしても長期的に見ればプラスになる可能性が高いから。
仮に軸が3着だったとしても人気薄が絡んだ3連単の為、期待値が高くなりやすいという事。
その為、人気薄が軸の時は3連単1着固定のマルチもオススメです。
因みに個人的には単勝30倍以上の馬が軸の時に限ってマルチでも購入していました。
3連単を買う際のテクニックと注意点

3連単の具体的な買い方や点数が分かった所でより細かなテクニックと注意点を書いていきます。
【テクニック】
・基準オッズを選定し期待値の高い馬券のみを買う
・リスクヘッジの馬券も用意する
【注意点】
・長期的視点を持つ
3連単を買う際のテクニック:基準オッズを設定し期待値が高い馬券のみを買う
3連単に限らず競馬で勝つ為には期待値が高い馬券のみを買うのが鉄則。
そして期待値が高い馬券のみを買う為に考えたいのが基準オッズです。
例えば軸馬から5頭の馬へ流したワイド馬券を買おうとして、オッズは下記の通りとします。
①ー②3倍
①-③5倍
①-④10倍
①-⑤20倍
①-⑥30倍
そしてワイドの買うべき基準のオッズを仮に20倍と設定。
そうしたらこの中で①-⑤と①-⑥のワイドのみを買うのです。
いくら①-②が本線であったとしても基準のオッズ以下の為、買ってはいけません
このように買うべき基準のオッズを決める事で期待値が高い馬券のみを買う事が出来ます。
※競馬における期待値とは?
オッズに対して買った馬券が「割に合っているかいないか?」を考える際の指標の値。
単勝10倍 的中確率20% 期待値高い
単勝10倍 的中確率5% 期待値低い
的中確率は過去の自分の馬券成績から算出する。
因みに個人的にオススメする3連単の基準オッズは300倍です。
3連単を買う際のテクニック:リスクヘッジの馬券も用意する
3連単を買う際は合わせて他の券種も買う事をオススメしています。
その理由は以下の2つです。
①資金の管理
②メンタル面の管理
詳しく後述しますね。
因みに個人的に3連単のリスクヘッジとしてオススメしたい券種は馬連です。
そしてこの際も基準オッズを設定し期待値の高い馬券のみを買って下さい。
リスクヘッジを用意する理由①資金の管理
3連単を買う際にリスクヘッジの馬券を用意する一つ目の理由は資金の管理の為です。
・3連単は1着固定で30点前後。
・基準オッズを設定し期待値が高い馬券のみを買う。
と説明してきましたが要は買い目をかなり絞った形。
ただでさえ的中率が低い3連単をそこから更に絞っているので、的中するまでにはそれなりの期間を要します。
その為、1日何レースも買う人にとってはこれでも資金のパンクが考えられます。
そうならないようにリスクヘッジの馬券を用意しある程度の期間で資金を調達できるリスクヘッジの馬券をオススメするのです。
リスクヘッジを用意する理由②メンタル面の管理
2つ目の理由はメンタル面の管理です。
これも非常に大切。
先ほども説明しましたが3連単のみでは的中までに時間がかかります。
その為メンタル面がしんどくなってきてしまうんですよね。
3連単とはいえ毎週毎週当たらないと嫌になるじゃないですか。
そうなると結局3連単を諦めてしまったり、期待値の低い安い馬券に手を出してしまったりで希望の形にはなれません。
その為、そうならないようにリスクヘッジの馬券を用意し定期的に馬券が当たる事で気長に競馬が出来る環境を作るのも大切なのです。
3連単を買う際の注意点:長期的視点で馬券を買っていく
長期的視点で競馬を考える事は非常に大切です。
他の券種もそうですが特に3連単では必須と言えます。
何故なら的中までに時間を要するから。
3連単を買う際のテクニックの部分でも似たような話をしましたが、3連単はどうしても簡単には当たりません。
ただ当たれば今までの負け分以上の配当が高確率で入ってきます。
そのような特徴がある為、長期的視点で気長に的中を待つのが非常に大切。
長期的視点とそれなりの予想の精度があれば3連単で年間回収率100%超えはそこまで難しくないと思っています。
3連単の点数を知る

3連単のフォーメーションを調べる際は以下のJRAのHPを参照してください。
非常に簡潔的で見やすく3連単以外の券種の点数も合わせて見る事が出来るので重宝します。
わずか9800円で288万円を当てた僕が3連単について思う事

僕は競馬を始めて2年目から3連単を買いだしました。
記事内でも説明しましたがその理由は、「トラックバイアスや展開などが読めれば単勝も3連単も同じだ!」という超強気な考えに至ったからです。笑
ただそのおかげで初めて10万円を超える配当をわずか800円で当てる事が出来ました。(2012年2月25日阪神10R)

上記のレースで3連単を6点、馬単と3連複を1点で的中しました。
そして2017年1月7日京都12Rで過去最高配当となる288万円の配当も手にしました。

1着固定の3連単のフォーメーションを30点と1,2着馬の3連単2頭軸マルチ24点を買っていて3連単は200円分的中。
あとは馬単とか単勝とか諸々買っていて投資金額は9800円です。
※携帯を変えた為的中画像はありません。
これらの経験から僕は3連単は使いこなせば大きな武器になると思っています。
もちろん1.2.3馬を着順通りに当てる訳ですから運や不確定要素が入る部分も大きく安定感はありません。
しかしそこも長期的視点とリスクヘッジの馬券をうまく使いこなしていけば問題はありませんし、基準オッズを設定し期待値が高い馬券のみを買っていればリスクも高くありません。
もしイメージのみで「3連単なんか当たらない!」と思っているあなたにこそ一度チャレンジして欲しいと僕は思っています。
自ら選択肢を消す必要はないですからね。