全頭診断

【穴はアノ馬】毎日王冠2021出走予定馬全頭診断!

たかし君
たかし君
東京1800mってどんなコース?
たかし君
たかし君
各馬の取り捨てが出来なくて困ってる…
たかし君
たかし君
結局どの馬が来るの?

と疑問に感じているあなたの悩みを解決できる記事となっています。

今回の記事では毎日王冠のコース解説からレース質の解説、出走予定馬の全頭診断を行いました。

毎日王冠を予想する上での一つの参考になると思っていますのでぜひ最後までご覧ください。

・毎日王冠2021のレース質を徹底解説

・毎日王冠2021出走予定馬全頭診断

・現段階での最有力候補

毎日王冠2021レース質!

東京競馬場

引用元:https://www.keibalab.jp/db/race/202010110511/course.html

【過去10年の平均ラップ】

12.8-11.1-11.5-12-12-11.9-11.2-11.3-11.7

毎日王冠が行われる東京1800mは、スタート後2コーナーを横切る形になるが実質の最初のコーナーは3角でありそこまでの距離は約750m。

その為、前半からペースは上がりにくいが下り坂スタート+高速馬場の影響で中盤の緩みが少ない中でも速い上がりが求められてきている。

特にここ3年のラップはこちら。

2020年:12.5 – 10.7 – 11.3 – 11.7 – 11.8 – 12.1 – 11.8 – 11.9 – 11.7

2019年:12.9 – 11.3 – 11.3 – 11.5 – 11.5 – 11.6 – 11.2 – 11.3 – 11.8

2018年:12.8 – 11.0 – 11.5 – 12.0 – 11.7 – 11.7 – 10.9 – 11.2 – 11.7

3,4角でも大きく緩む事はなく基本的に11秒台で推移していることが分かります。

このラップは瞬発力勝負というよりも持続力勝負に近い内容でマイル質の基礎SPも問われる。

今年は確固たる逃げ馬が不在でペース自体はもう少し緩む可能性はあるが、マイル質の基礎SPを持ち合わせ持続力が求められる中でも速い上がりが出せる馬を有力視して予想を進めていきたい。

ゆうや
ゆうや
昨今の東京芝は高速馬場への適性が求められますね。

毎日王冠2021出走予定馬全頭診断!

【指数の内容】

適性面 レース質で表した「求められる適性」をどの程度持ち合わせているかの指標
能力面 各馬の純粋な能力面での比較
総合評価 能力面・適性面を総合的に判断した評価

※全頭診断は当日の馬場状態や展開等によるバイアス面を抜きとした「適性面」、「能力面」のみで比較したものになります。

よって高評価=本命という訳でもない事をご了承ください。

最終予想はレース当日までにブログ記事またはTwitter(https://twitter.com/yuya_keibariron)で報告致します。

※除外対象馬は診断を行いませんのでご了承ください。

ヴァンドギャルド

【東京新聞杯】

TB:若干イン有利

レースラップ:12.3 – 11.2 – 11.4 – 11.7 – 11.5 – 11.2 – 11.6 – 11.5

レース質:中盤でもラップの推移が少ない高速馬場での持続力戦。

見解:好位の外目を追走し直線外から追い出すも伸びあぐねての4着。4角で鞍上の手綱が動いていた事からも、1400質の流れを先行し最後もう一足を使うほどの基礎SPはなく、高速馬場での東京マイル戦はやや忙しい印象。

【総評】

この馬は、前2頭が離し逃げをし基礎SPが分散された富士Sや、大出遅れからイン前有利のバイアスに反して大外から追い込んだ昨年のマイラーズCのように道中脚を溜められる流れでこそ。

その為、前走の激走も200mの距離延長とメイダンの馬場(東京ほど時計は速くない)がマッチした結果。

よって今回も1800mという距離は歓迎材料。

あとはバイアス面をどう評価するかだが、近走はゲートも安定し好位で競馬が出来るのも一つ強み。

休み明けも苦にするタイプではないので今回も期待を持てる一頭です。

適性面:A

能力面:A

総合評価:A

ヴェロックス

【エプソムカップ】

TB:フラット

レースラップ:12.6 – 11.3 – 11.4 – 11.7 – 11.8 – 11.4 – 11.1 – 11.4 – 12.4

レース質:Mペース中間若干緩んでの持続力戦。直線各馬が内を開けた事で外を回る馬は過剰なロスを受けたレース。

見解:中段の内目で流れに乗り直線もインをついての4着。勝ち馬以外の掲示板組はいずれも内目でロスなく競馬をしている事を考えると特段見どころがなかった一戦。

【総評】

前走は馬場が荒れていた割には時計も早く今回想定されるラップバランスと類似しそうな流れではあったが、それでこの内容は厳しい。

元々、東京のようなU字型のコースは適性から外れる事も多く休養明けから精細を欠いていることも考えると今回も軽視予定です。

適性面:B

能力面:B

総合評価:B

ダノンキングリー

【安田記念】

TB:フラット

レースラップ:12.3 – 11.0 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 11.2 – 11.0 – 11.7

レース質:前半+1.1のSペースではあるがテンの3Fから加速ラップが続く中盤緩まずでの持続力戦。

見解:後方の外目を追走し直線大外から追い込んでの1着。グランアレグリアが直線でやや追い出しが遅れた影響はあったにせよ、低評価を覆すこの勝利は素直に評価して良い内容です。

【総評】

この馬は1800m〜2000mがベストの馬で2走前の天皇賞・秋では本命に推したほど。

そして前走の安田記念では前半ペースが落ち着き1800m寄りのラップバランスになった事が功を奏した。

出遅れから直線で各馬をごぼう抜きした2年前の毎日王冠の内容からも今回の舞台はベストな条件で軽視はしにくい。

ただこの馬はストライドが広く外からスムーズに加速していく方が良さが出るタイプのため、あくまでトラックバイアス次第での評価とします。

適性面:A+

能力面:A+

総合評価:A+

シュネルマイスター

【安田記念】

TB:フラット

レースラップ:12.3 – 11.0 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 11.2 – 11.0 – 11.7

レース質:前半+1.1のSペースではあるがテンの3Fから加速ラップが続く中盤緩まずでの持続力戦。

見解:中段の外目を追走し直線大外から追い込むもラストは決め手の差分交わされての3着。ハンデ差も考慮すればダノンキングリーには若干能力面で劣りはしたが、それでもピッチ走法のこの馬にとって2F目から加速ラップが続く持続質の流れでの0.1差は決して悲観すべき内容ではありません。

【総評】

NHKマイルCは外差しのバイアスに恵まれた印象が強く、好位の馬群の中から器用に抜け出し完勝したひいらぎ賞の内容も考えると、この馬は持ち前のピッチ走法を活かせる小回り向きの舞台がベストな馬だと思っていた。

しかし前走の内容は良い意味で期待を裏切る好内容。

馬群の中でも競馬が出来、先行力もあり今回はルメール騎手への手戻りということ人気でも軽視はしずらい。

バイアス・枠順次第ではダノンキングリーを逆転まで可能だと思っているのでここでも高い評価は必要です。

適性面:A+

能力面:A+

総合評価:A+

ケイデンスコール

【安田記念】

TB:フラット

レースラップ:12.3 – 11.0 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 11.2 – 11.0 – 11.7

レース質:前半+1.1のSペースではあるがテンの3Fから加速ラップが続く中盤緩まずでの持続力戦。

見解:後方外目を追走し直線も大外から追い込むが特段見せ場がないままでの10着と力負けの印象が強い。

【総評】

この馬はストライドが広く長く良い脚が使えるタイプ。

よってギアチェンジが問われる後半特化型のレースは向かない為、昨今の東京芝中距離戦は合う印象。

ただ前走の安田記念や低レベルであったマイラーズC、バイアスに完全に恵まれた中山記念・京都金杯の内容を考えると純粋な能力面に疑問が湧く。

岩田騎手継続騎乗ということで開幕週の馬場を味方につけられる三段はつくが、それでもここで高い評価は与えにくいです。

適性面:B+

能力面:B+

総合評価:B+

マイネルファンロン

【新潟記念】

TB:外差し

レースラップ:12.9 – 10.9 – 11.5 – 12.2 – 12.5 – 12.2 – 11.8 – 11.3 – 11.0 – 12.1

レース質:トップスピード持続力戦

見解:新潟夏開催最終週らしく外差しが決まるコンディションで後方から外を回した馬が掲示板を独占する結果。その中で最後方から直線大外に出しての差し切り勝ち。軽ハンデやバイアス面が向いた印象はあるがそれでも上がり33.4は評価ができる。

総評】

この馬はタフな馬場を持ち前のスタミナを活かし前目で押し切るレースが得意なタイプ。

それだけに前走の上がりの速さには驚いた。

ただ、前日の雨の影響+最終週の馬場は味方した印象はある。

今回は東京の開幕週ということで雨でも降らない限り評価は厳し目です。

適性面:C

能力面:B+

総合評価:B

ポタジェ

【新潟大賞典】

TB:外差し

レースラップ:12.6 – 10.6 – 11.0 – 11.3 – 11.6 – 12.1 – 12.5 – 12.0 – 12.3 – 13.3

レース質:タフな馬場+超Hペースによる消耗戦

見解:その流れを中段のインを追走し直線も内からジリジリと伸びての2着。内容的には悪くはないがローカルGⅢという事もありメンバーレベルが低かったことは頭に入れておきたい。

【総評】

白富士Sや条件戦の内容からこの馬は後傾質の持続力戦が得意なタイプ。

その為、前走はよりタフな流れでの好走とレンジの幅を見せた一戦。

とは言えメンバーが薄かった事も事実であり、過去の内容を見ても今回のメンバー相手に好走の目処が立つ内容はない。

条件は向く舞台ではあるのであとはバイアス面を味方につけどこまでやれるか。

適性面:A

能力面:B+

総合評価:B+

カイザーミノル

【京王杯SC】

TB:フラット

レースラップ:12.1 – 10.9 – 11.3 – 11.2 – 11.0 – 11.5 – 11.8

レース質:ビオグラフィーが離し逃げをした影響でペースの割に前が止まらない流れ。

見解:その中で外付き3番手を追走しての3着。バイアスに恵まれての内容で特段評価に値するものではありません。

【総評】

1400mでの好走が目立っていることや同じく高速馬場で1400質の流れになったマイラーズCでも3着に入っているように、この馬の基礎SPを考えると1400mがベストなのは間違いない。

その為、開幕週で時計が速く基礎SPが分散されるレース質は合うはずだがそもそもの能力面で疑問は残る。

好走には、先行力を武器にバイアスに恵まれる必要はあるだろうが現段階で高い評価はしにくいです。

適性面:B

能力面:B

総合評価:B

カデナ

【安田記念】

TB:フラット

レースラップ:12.3 – 11.0 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 11.2 – 11.0 – 11.7

レース質:前半+1.1のSペースではあるがテンの3Fから加速ラップが続く中盤緩まずでの持続力戦。

見解:最後方から直線で伸びないインを選択しての6着。その中で上がり3位の脚を使えたことは評価に値する。

【総評】

上述した安田記念は一定の評価が出来る内容であり今回も出走してくる上位人気馬とオッズほどの差はない。

また基礎SP面からも距離は中距離の方が合うタイプなのでこの舞台は歓迎。

ただ個人的にこの馬は、右回りの小回り戦で機動力を活かせる舞台がベストだと思うので左回りでのTS持続力戦で狙うにしては少々荷が重い。

適性面:B+

能力面:B+

総合評価:B+

サンレイポケット

【新潟大賞典】

TB:外差し

レースラップ:12.6 – 10.6 – 11.0 – 11.3 – 11.6 – 12.1 – 12.5 – 12.0 – 12.3 – 13.3

レース質:タフな馬場+超Hペースによる消耗戦

見解:その流れを後方のインを追走し直線も内から抜け出しての1着。ポタジェとはクビ差でありポジションを考えても能力差はなかった。

【総評】

前走はバイアス的に外を回らされる後方勢にはノーチャンスの流れで大敗をしているがそれ以外では堅実に追い込んでくるタイプ。

ストライドも広くTSを持続させる能力に長けているタイプなので今回の舞台はベストに近いが開幕週の馬場には疑問。

バイアス的にも後方からのこの馬にとって向く印象はなく評価はしにくいです。

適性面:B+

能力面:B+

総合評価:B+

ダイワキャグニー

マイラーズCはカイザーミノルとハナ差の内容でありポジション的にも特段評価に値する内容ではない。

昨年2着の舞台ではあるが、あの時は渋った馬場で離れた3番手という絶好位を追走しての2着と恵まれた印象は強い。

今回もバイアスを味方にしてどこまでといった感じだが馬単体での評価はしにくいです。

適性面: B+

能力面 :B

総合評価:B

トーラスジェミニ

【安田記念】

TB:フラット

レースラップ:12.3 – 11.0 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 11.2 – 11.0 – 11.7

レース質:前半+1.1のSペースではあるがテンの3Fから加速ラップが続く中盤緩まずでの持続力戦。

見解:番手を追走しての2着。バイアス的にも外差しが決まる流れだっただけにこの2着は評価できます。

【総評】

個人的にこの馬のベストレースは昨年の函館記念であり、この事からタフな消耗戦が得意なタイプ。

それだけに3走前の安田記念の5着には驚きがあり、それと同時にこの馬の自力を認める内容でもあった。

その安田記念ではシュネルマイスターと0.3差、ダノンキングリーとは0.4差。

今回は開幕週でバイアスが前に出れば逆転出来る程度の着差であり、別定戦である事からハンデ差も今回はこの馬に有利に働く。

穴ならこの馬。

適性面:A

能力面:A

総合評価:A

ラストドラフト

【AJCC】

TB:フラット

レースラップ:12.4 – 12.2 – 13.4 – 12.6 – 12.7 – 12.6 – 12.1 – 12.0 – 12.4 – 12.2 – 13.3

レース質:不良馬場でのL5持続力戦

見解:後方の外目を追走し渋とく足を伸ばしての3着。タフな馬場とレース質であった事を考えるとスタミナ面を高く評価できる内容です。

【総評】

この馬は長く脚を使える持続力が武器で長距離的なスタミナも備えているタイプ。

その為、開幕週の今回の舞台は適性からズレる印象が強く、また速い上がりも使えない。

今回は軽視予定でまた別の舞台で期待。

適性面:B

能力面:B+

総合評価:B

毎日王冠2021出走予定馬の注目馬

【毎日王冠2021注目馬】

・シュネルマイスター

・ダノンキングリー

穴目で期待】

・トーラスジェミニ

 

それでは予想記事をお楽しみに!

※最終決定は馬場状態を見定めてから行うので、予想記事の配信はレース発走直前になることもあります。

 

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