・日本ダービー2021のポイント徹底解説
・日本ダービー2021出走予定馬全頭診断
・現段階での最有力候補
【フルゲート18頭】
優先出走馬
アドマイヤハダル
エフフォーリア
ステラヴェローチェ
タイトルホルダー
バジオウ
ヨーホーレイク
ワンダフルタウン
賞金上位馬
サトノレイナス
ヴィクティファルス
バスラットレオン
レッドジェネシス
ラーゴム
グラティアス
シャフリヤール
タイムトゥヘヴン
ディープモンスター
グレートマジシャン
※除外対象馬は診断を行いませんのでご了承ください。
日本ダービー2021のコース解説!
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引用元:https://www.keibalab.jp/db/race/202105230511/course.html
【過去10年の平均ラップ】
12.7-11-12.2-12.3-12.3-12.3-12.5-12.5-12.2-11.7-11.4-11.9
【求められる適性】
①瞬発力
②トップスピードの質
テンから流れる事は稀にあるもののその後、中盤緩んでのトップスピード戦になるのが基本のレース質。
このレース質はオークスと同様で3歳牡馬にとっても多くが初めて経験する距離になり皐月賞からは400mの距離延長。
その為、各騎手はどうしても折り合いに専念する事になるのでペースは緩みやすくなる。
また日本ダービーは内枠(特に1枠)の成績がとにかく良い。
◆枠順別成績(過去20年)
枠順 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率 1枠 7-2-1-30 17.5% 22.5% 25.0% 371.5% 90.3% 2枠 3-2-3-32 7.5% 12.5% 20.0% 42.8% 90.0% 3枠 3-2-2-33 7.5% 12.5% 17.5% 13.8% 60.0% 4枠 0-5-4-30 0.0% 12.8% 23.1% 0.0% 165.1% 5枠 1-2-1-36 2.5% 7.5% 10.0% 21.3% 33.5% 6枠 2-5-1-32 5.0% 17.5% 20.0% 19.8% 51.8% 7枠 2-1-5-52 3.3% 5.0% 13.3% 7.5% 33.5% 8枠 2-1-3-53 3.4% 5.1% 10.2% 25.1% 59.8% 引用元:https://umanity.jp/racedata/graderace/0004/race_data_analyze.php
この理由は上記で挙げた「折り合い重視によるSペース」の他に「Cコースへのコース替わり」も要因の一つと考えられる。
日本ダービーが組まれている2回東京は全12日間の日程。
前半6日間がAコースで、7~10日目がBコースを、そして11~12日目がCコースというのが例年の流れです。
そして日本ダービーは12日目に行われる為、Cコースへのコース替わりの週。
この影響もありダービーdayはイン前有利のトラックバイアスが働きやすいです。

前哨戦解説

皐月賞
トラックバイアス:フラット
ラップ:12.1 – 11.7 – 12.5 – 11.9 – 12.1 – 11.4 – 11.9 – 12.1 – 12.3 – 12.6
レース質:タフな消耗戦
L6からレッドベルオーブが動いていき連れてタイトルホルダーも引かない構えを見せた事でL5で11.4という最速を記録した今年の皐月賞。
そこから減速ラップとなっている事や時計がかかる馬場状態を考えると例年以上にタフに振られたと見て良いでしょう。
ダービーは高速馬場でのトップスピード戦を想定しているので皐月賞とレース質は真逆。
その為、皐月賞組が予想の中心になってくるとは思うが「求められた適性は異なっていた」という事は頭に入れておいて損はないはず。
またこのレースは上述した通りレッドベルオーブやタイトルホルダーが早めに上がってきている。
その為、3,4 角では横に4,5頭が並んでいる形でありダノンザキッド、アサマノイタズラが失速してきた事で後方から外目を回ってくる馬はより過剰なロスを被った。
つまり展開バイアスとして「イン前有利」であり、それを裏付けるように上位に入着した馬はいずれもなるべくロスなく立ち回った馬である。
エフフォーリアは抜けているがその他の馬であれば能力は拮抗している印象であくまでバイアス・適性面に比重が置かれた結果のように思えます。
毎日杯
トラックバイアス:若干インコース有利
ラップ:12.4 – 11.2 – 10.9 – 11.4 – 11.7 – 11.9 – 11.5 – 11.2 – 11.7
レース質:高速仕様の総合戦
今年のこの時期の阪神芝は非常に時計が速かった。
その為、例年中盤が緩み瞬発力勝負になる毎日杯でもテンの1Fを除き12秒代のラップは無い持続質の流れ。
それでいてL4から加速ラップが踏まれているようにトップスピードも求められる総合戦でした。
よって後続を離した上位2頭は着差通りにここでは力が違ったとみていいでしょう。
また3着のプログノーシスは新馬戦の内容を見る限り今後上級クラスでも勝負になる器に感じますし、4着のルペールカリアは次走京都新聞杯で2着に好走している事からレベルも決して低くはない。
個人的には若干インが有利だったTBを考えるとシャフリヤールの一頭分外を回ったグレートマジシャンの方が評価は高いので人気の盲点になるようであれば面白い。
共同通信杯
トラックバイアス:フラット
ラップ:13.0 – 11.8 – 12.6 – 12.2 – 12.3 – 11.9 – 11.5 – 10.8 – 11.5
レース質:スローの瞬発力勝負
テン:4F 49.6 – 上がり:4F 45.7+3.9という前哨戦らしいスローの流れ。
特にテンからペースは上がらずに道中ハートオブアシティがまくって行っても流れは変わることはなかった瞬発力勝負。
その為、2400mという距離で折り合いが重視されるダービーとは似たレース質が想定され共同通信杯上位の馬はいずれもダービーで評価をしたい。
日本ダービー2021出走予定馬全頭診断!

【指数の内容】
適性面 | レース質で表した「求められる適性」をどの程度持ち合わせているかの指標 |
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能力面: | 各馬の純粋な能力面での比較 |
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総合評価 | 能力面・適性面を総合的に判断した評価 |
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※全頭診断は当日の馬場状態や展開等によるバイアス面を抜きとした「適性面」、「能力面」のみで比較したものになります。よって高評価=本命という訳でもない事をご了承ください。
最終予想はレース当日までにブログ記事またはTwitter(https://twitter.com/yuya_keibariron)で報告致します。
アドマイヤハダル
軽視予定。
皐月賞では好位の内目でロスなく乗り4角から徐々に外に持ち出して直線は大外から追い込んでの4着。
枠を考えたら乗り方は完璧だった為、この4着は着順以上に評価はしがたい。
若葉Sを考えたら、タフなレース質よりはトップスピードが求められる方が良さそうなのでその点ダービー向きとも思えるがアイビーSの内容まで振り返えると大箱コースでの瞬発力勝負では分が悪い。
ベストは阪神2000mのような内回りコースでトップスピードも求められるような展開を前付けして粘りこむ展開であると考えるので今回は軽視予定です。
適性面:B
能力面:B+
総合評価:B
エフフォーリア
本命最有力。
瞬発力勝負になった共同通信杯は非常に強い内容であり、ストライドも広いタイプなので皐月賞よりもダービー向きだと前々から思っていた。
そしてその皐月賞では、好スタートからインの3番手を確保しロスのない競馬をしてのものなのでその点恵まれた印象はあります。
しかしそのポジションを取れること自体がエフフォーリアの強みでもありこの先行力はダービーでも大きな武器。
折り合いにも心配はないタイプでなので現段階では欠点という欠点は正直見当たらないですね。
唯一大外枠でも引いてイン前有利の馬場でロスが大きい競馬をした場合に取りこぼす可能性は否定できないが、それでも得意のこの舞台では能力だけで押し切ってくれるのではないかとさえ期待してしまう。
皐月賞では、過去に経験のなかったタフな馬場+展開をモノともしない勝ち方を見せてくれ能力的にも世代では一枚も二枚も抜けていることを証明してくれているので今年も無敗の2冠馬の誕生の可能性は非常に高いでしょう。
適性面:S
能力面:S
総合評価:S
グラティアス
穴馬として一見の価値あり。
皐月賞では外枠という事もあり終始ロスのある競馬。
特に4角ではかなりの距離損+外に寄られる不利を受けておりそれで2着馬と0.2差はむしろ評価をしたい。
この馬は1完歩が短いピッチ寄りの走法である為その点中山向きの印象を受けるが、先行力を活かし前々でバイアス面に恵まれるようであれば面白い存在のように思えます。
適性面:B+
能力面:A
総合評価:A
グレートマジシャン
エフフォーリアの相手筆頭候補。
上述した通り毎日杯ではシャフリヤールよりも一頭分外を回るロスがあった競馬でクビ差の2着ならこちらを評価したい。
また2走前のセントポーリア賞も非常に強い勝ちっぷりで、出遅れ最後方から直線大外に出しノーステッキでまとめて差し切るといった内容。
上がり4Fは12.2 – 11.6 – 11.2 – 11.1と加速ラップを踏み続けノーステッキでラスト11.1は中々のもの。
2着のバジオウが次走プリンシパルSを買っている事を考えるとメンバーレベルも決して悪くない。
ゲートに不安はあり先行力に乏しいタイプである為、バイアス面で不利を受ける可能性は高そうだが前走からの距離延長は確実にプラスであり戸崎騎手への乗り替わりは頼もしい。
純粋な能力面ではエフフォーリアの次に評価を与えたい。
適性面:A
能力面:A+
総合評価:A+
サトノレイナス
慎重に評価をしたい。
前走スピード勝負のマイル戦では距離が短かった印象。
しかしその中でも最後方の内目で足を溜め、直線だけ外に出し最後追い込んできた内容は一番強かったと見て差し支えないレベルです。
牝馬ということで能力比較は難しいですがソダシとユーバーレーベンが札幌2歳Sでワンツーを決めている事を考えるとこのダービーという舞台でも無視はできない存在。
基礎SPという点で見ても2400mへの距離延長は確実にプラスなので後はCコースへのコース替わりをどこまで味方にできるかでしょう。
ただ過去のレースを見ても競馬が上手いタイプではないので鞍上がルメール騎手である事を差し引いたとしても乗り方には注文がつく。
人気になることも考慮すれば慎重な評価は必要か。
適性面:A
能力面:A
総合評価:A
シャフリヤール
人気を考えると評価はしたくない。
共同通信杯の内容を考えるとエフフォーリアとは能力差を感じるし毎日杯ではグレートマジシャンの方を上位に取りたい。
内枠を引いてロスなく運べるようであれば相対的に評価を上げる必要はあるが予想オッズで3番人気ほどの信頼感は現段階では感じません。
適性面:B+
能力面:B+
総合評価:B+
ステラヴェローチェ
バイアス次第。
皐月賞は中段のインを追走し直線でも各馬が外に出していく中、内で我慢し切れたのが功を奏し極力ロスのない競馬ができての3着。
その為、この皐月賞の3着は着順以上に恵まれた印象が強いです。
またトップスピードが求められた共同通信杯ではエフフォーリアに決定的な差をつけられている事も事実。
しかし瞬発力が求められたレースを1㌔余計に斤量をもらった中でヴィクティファルスやシャフリヤールと0.1差はそれなりの評価は必要。
今回も内枠を引き前走と同じような競馬が出来れば好走は可能。
適性面:B+
能力面:A
総合評価:B+
タイトルホルダー
今回も先行力を活かせれば。
前走は道中でレッドベルオーブが捲ってくる厳しい展開。
いくら番手でロスなく運べていたとはいえL5から減速ラップになる消耗戦を4角早め先頭の競馬での2着は一定の評価をしていい内容です。
また東スポ杯ではトップスピードが求められた瞬発力勝負でダノンザキッドの2着に入ってきておりこの馬自身上がり33.9を記録している。
完全な切れ味勝負だと分は悪いがバスラットレオンが引っ張る流れを離れた番手で追走し先行力を活かすことが出来ればこの舞台でも見限ることはしたくない一頭です。
適性面:B+
能力面:B+
総合評価:B+
タイムトゥヘヴン
瞬発力勝負では部が悪くこの舞台は合わない。
適性面:B
能力面:C
総合評価:C
ディープモンスター
能力的には評価出来るもバイアス面を考慮しては買いにくい。
皐月賞では行き足つかずに最後方からの競馬。
その後もひたすら脚を溜める競馬を選択し4角で大外にまで出し追い込んでの7着。
結果イン前有利のバイアスが出た事を考えると4角で9〜10頭分外目に出したロスは致命的で逆に良く7着にまで追い込んで来れたと感心する内容。
ただすみれSの勝ちっぷりを見ても底をみせていないレースが続いていたので能力面ではGⅠのここでも通用する下地はあったと見ていい。
しかしこの馬は新馬戦を除いた全てのレースで後方から競馬をしておりいずれも能力面だけで押し切ってきた印象を受ける。
その為、Cコース替わりの今回バイアス不利を受ける可能性が高い事まで考慮すると高い評価まではどうか。
ただ外からも追い込みが効く馬場・展開になれば再度一考したい一頭。
適性面:B
能力面:A
総合評価:A
バジオウ
評価はしにくい。
前走はペースの割りに縦長となり相対的に前に行った馬が残りやすい展開。
結果を見ても1〜6着馬の内ヴァイスメテオール以外は4角で1〜4番手以内の馬であった。
その為、内枠を活かし番手追走でのこの2着には然程価値を感じません。
また3走前のセントポーリア賞ではグレートマジシャンに完全にキレ負けした内容で毎日杯組とは力付けが決まっている印象。
あとは前走同様に先行しバイアス面を味方につけてどこまでか。
適性面: B
能力面 :B
総合評価:B
バスラットレオン
単騎逃げが濃厚なこの舞台では再度注意したい。
NHKマイルCの時にも書いたがこの馬が逃げた時の成績は(3-0-0-0)
逆に逃げれなかった時は (0-0-2-0)と極端な違いがある。
レースを見ても逃げれた時は直線で再度加速ラップを踏んでくるように中身も全く異なる走りをしてくれる。
その為、
2400mという距離に関しては正直やってみなければ分からない部分だと思うが距離延長で単騎逃げが濃厚な今回はCコース替わりという点も合わせて食指は動く。
どうせ人気はないので、それならばこの馬の特性・バイアス面に着目して評価をしたい。
適性面:B
能力面:B+
総合評価:B+
ヨーホーレイク
高い評価まではしにくい。
皐月賞では後方から内目で脚を溜める競馬。
3角から徐々に外に持ち出し直線は外から追い込んで低評価を覆す5着に好走しています。
しかしこの5着は内目でロスなく運べた恩恵が強いと感じており、4角で外に出しているとはいえ外に膨れた馬達の影響は受けていない絶妙な位置にいるので結果極端なロスはしていません。
それでも外から追い込んでの5着という事で一定の評価は必要ですがこれであればグラティアス、ディープモンスターの方を上位に取りたいです。
またこの馬自身ピッチ寄りの走法である為、中山のような機動力を活かせる舞台がベスト。
東京替わりで良さが活きるイメージもなく高い評価まではしにくいです。
適性面:B
能力面:B+
総合評価:B+
ラーゴム
評価しにくい。
見どころのなかった皐月賞や好位で運べたきさらぎ賞の内容を考えると評価はしにくいです。
適性面:B
能力面:C
総合評価:C
レッドジェネシス
【京都新聞杯】
TB:若干インコース有利
レースラップ:12.7 – 11.1 – 11.3 – 12.7 – 12.1 – 12.3 – 11.4 – 11.5 – 11.5 – 12.0 – 12.6
L5から各馬追い出しが始まる中京らしいロンスパ戦になったレース。
その流れを中段の外目を追走し直線外から逃げたルペルカーリアを差し切っての1着。
馬場的にも若干インが有利で出ていた為、この1着は着差以上に強い内容に思えます。
前走も強かったがこの馬のベストレースは2走前のゆきやなぎ賞。
このレースはレッドジェネシス自身が向正面でポジションを上げて行った影響もありL7から徐々にペースが上がっていくロンスパ質のレース。
そのレースで4馬身差という内容は低調なメンバーレベルを考えても十分評価出来る内容で豊富なスタミナ面の裏付けです。
その為、2400mという距離に関しては心配なないですがトップスピードが求められるダービーのレース質とは合わない印象。
現に瞬発力が求められた3走前のフリージア賞では特に見所なしの6着に敗戦しているあたり今回の舞台でも高い評価はしにくいです。
適性面:B
能力面:B+
総合評価:B
ワンダフルタウン
期待が持てる。
前走は枠にも恵まれて終始ロスの無い競馬が出来たにせよ長期休み明けで勝ち切った内容は評価に値する。
また2着のキングストーンボーイは共同通信杯でも4着の実績がある事を考えるとエフフォーリアを除くクラシック上位の馬たちと比べても遜色はないはず。
また前走の青葉賞やレコード勝ちをした未勝利戦の勝ちっぷりを見ると瞬発力が求められるこの舞台は歓迎の口でストライドも広いタイプなのでやはり東京コースは良い。
この大舞台でも期待が持てます。
適性面:A
能力面:A+
総合評価:A+
ヴィクティファルス
前走はロスの大きい競馬で度外視できる内容。
そう考えると瞬発力勝負になった共同通信杯での2着は評価出来ます。
しかしエフフォーリアには決定的な差をつけられてはいますしこの馬自身器用なタイプではないのでCコース替わりのバイアスをどこまで味方にできるかは疑問。
人気急落の今回狙い目ではありますが枠の並びも含めて評価をしたいです。
適性面:B+
能力面:B+
総合評価:B+
日本ダービー2021出走予定馬の注目馬

【日本ダービー2021出走予定馬の注目馬】
・エフフォーリア
・グレートマジシャン
・グラティアス
・ワンダフルタウン
それでは週末の予想記事をお楽しみに!
枠順確定後の展開考察

枠が出ましたね。
中々予想のしがいがある枠順になった今年の日本ダービーの展開を考察してみます。
まずハナを切るのは大外枠でもバスラットレオンを想定。
そもそも今年のクラシック路線ではテンから飛ばしていくような典型的な逃げ馬は不在で軒並み緩んだレースが行われていました。
例えば、皐月賞は前半の1000mが60.3でこれは過去10年で見て最も遅いタイム。
基本的に皐月賞はテンから流れやすく60秒を切るのが普通くらいの感覚なので今年は例年以上に緩んだ流れです。
またクラシックのTRも軒並み緩んだレース質で
弥生賞:テン5F 62.6-上がり5F 59.4 +3.2
共同通信杯:テン4F 49.6 – 上がり4F 45.7 +3.9
青葉賞:テン5F 60.5 – 上がり5F 59.4 +1.1
などなど基本的に前半からペースは上がらない後傾質のレース。
その為、マイル重賞で逃げてきたバスラットレオンなら労せずスンナリとハナを切れるのではないかと思います。
そして重要なのはそこからです。
バスラットレオンは溜めて逃げるタイプというよりは、マイル質の基礎SPを武器にワンペースで逃げを打つタイプです。
また高速馬場の東京で今週からCコース替わりという事を考えるとそれなりのペースで後続を離す逃げを打つと予想します。
その為、馬群としては縦長が想定され4角でも後続との差は開いた形で直線を迎える。
この展開は2019年12番人気単勝93.1倍で勝ったロジャーバローズの時のダービーと酷似します。
ロジャーバローズは大逃げを打ったリオンリオンから離れた2番手を追走し2着に入ったのはインの3番手を追走したダノンキングリー。
今回もヴィクトリーロードが同じとは限りませんがバスラットレオンから離れた2番、3番手を追走できそうな馬は俄然評価を上げたいですね。
個人的にそのポジションを取れそうな馬は
タイムトゥヘヴン
バジオウ
グラティアス
タイトルホルダー
予想を練りに練ってダービーの予想をお届けしますね。