ゆうやです!こんにちは。
突然ですがあたなは、❝競馬は投資❞になると思いますか?
「競馬で投資なんて無理に決まっているじゃん」
「競馬はギャンブルだぞ」
「競馬で投資なんて舐めすぎだ」
などなど否定的な言葉が行き交っているのかなと思います。
結論から言います。
競馬は投資になり得ます
今回は、競馬を投資として考える話をしていきたいと思います。
実際に投資なんて大それた事を考えていないあなたでも、馬券の参考になる情報を分かりやすく説明していきますので是非一読お願いします。
目次
競馬は投資になる!

結論から書かせて頂きましたが、競馬は投資になり得ます。
しかしこれだけであなたは「競馬で投資が出来るんだ!」
とはなりませんよね。
どこか現実離れした話に聞こえていると思います。
ここではまず、競馬を投資として考える基礎的な話をしていきます。
投資とは、今お金を使う事により将来その何倍もの利益を得る為の行為です。
あなたは何かに対して投資をしていますか?
投資と聞くと、株や債券、FX等難しいイメージが湧いてしまいますよね。
しかし投資を簡単に説明すると「将来の自分に対して得になる事を今やろう」という事です。
勉強をする事やダイエットをする事も自己投資として立派な投資です。
そして競馬もその投資にすることが出来ます。
お金を使って馬券を買い、的中すればその何倍ものお金を手にする事が出来る。
競馬はこのような仕組みなので立派な投資の一つになります。
あくまで競馬はギャンブルとして考えましょう!
競馬は投資になる!
と勢いよくお話をしましたが実際問題、競馬を投資として確立させるのは非常に難しいです。
これはあなた自身も何となく分かっていますよね。
競馬は確かに投資になります。
ただ、競馬が投資にむいているか?
と聞かれるのであれば僕は「むいていない」と答えます。
理由としては、馬券を当てるという競馬自体の難しさかもちろん、競馬に対するマインドの問題もありますし控除率なんか関わってきます。
下記で詳細に説明しますね。
ここではあなたに、競馬は投資には向いていないのでギャンブルと考えた方が気が楽だよという事だけ覚えてもらえればと思います。
競馬が投資に向かない原因
競馬は投資に向いていません。
言い換えれば競馬で儲けを出すのは難しいという事です。
1日、1週間などの短期間でみれば一時的に儲ける事はあると思います。
しかしそれを年間で考えると殆どの人が負けていますよね。
投資というのは、将来の自分へ向けたものなので長期的な目線が必要不可欠です。
ここでは競馬が投資に向かない原因を書説明していきます。
絶対に知っておくべき控除率!これだけで競馬は難しい
競馬が投資に向かない理由としてまず第一は控除率の存在です。
競馬に限らずギャンブル全般には控除率というものがあります。
控除率とは、集まった掛け金から胴元が採取するお金の割合の事。
競馬で例を挙げます。
皆が単勝を思い思いの金額をかけて合計100万円となりました。
その集まった掛け金100万円を皆でとりあうのが競馬ですが、その100万円のうち決まった%分を胴元であるJRAにとられていると言う話です。
競馬の単勝の控除率は80%。
ということは、スタートの時点で既に100万円のうち、20万円はJRAに採取されているという事です。
券種別の控除率
単勝:20%
複勝:20%
枠連:22.5%
馬連 :22.5%
ワイド:22.5%
馬単:25%
三連複:25%
3連単:27.5%
WIN5:30%
高配当が見込める馬券程控除率は高くなっていきますね。
因みに、この競馬の控除率20~30%というのは他の投資と比べて非常に高いのです。
株やFXの控除率は約1%。
控除率には手数料も含まれますが、ネット証券であれば手数料も抑えられますので競馬と比較してもはるかに還元されやすいですね。
競馬を投資として割り切るマインド。
競馬を投資として行っていくには、投資として完全に割り切る必要があります。
つまり、競馬を投資として割り切り不利益な馬券を一切買わないという強いマインドが必要なのです。
不利益な馬券というのは期待値の低い馬券の事。
詳しくは後述しますが、競馬を投資として完全に割り切ったのであれば日本ダービーだろうが有馬記念だろうが遊びの馬券は一切買えなくなります。
競馬を楽しむという行為は無くなり、予想・馬券の購入は投資の為の作業にならざる負えないのです。
今まで競馬を一切やったことが無く、競馬を投資として考えた上で始める人であれば無駄な馬券は買わなくても大丈夫かもしれません。
しかしあなたは、今日まで何年にも及ぶ間、競馬を楽しみながら馬券を購入してきましたよね?
毎週末の競馬が生き甲斐で仕事を頑張っている人も多いはずなので、その楽しみを一切絶ち競馬を投資として割り切るマインドを持ち継続していく事は非常に困難です。
そもそも馬券を当てる事が難しい
そもそもの話ですが株や債券、FX等と比較しても競馬は利益を出すのが難しいです。
ましてや長期的に結果を出すというのは、非常に高度の予想スキルが求められ、スキルを持ってしても予想外の事は良くあります(出遅れや不利、アクシデント等)。
予想をするという手間も、株やFX等と比べてはるかに負担ですし❝長期的に継続する❞という観点において難易度が高いですよね。

競馬を投資にする方法!

上記で競馬が投資に向かない理由を説明しましたが、それでも競馬は投資に出来ます。
その為の具体的な方法を説明していきます。
期待値の高い馬券のみを買う
まずは期待値の高い馬券のみを買う事です。
期待値とは、ある事象に対して、得られる結果の平均値。
分かりやすく競馬で説明すると、❝自分が買った馬券が当たる為に必要な見込みの金額❞の事です。
期待値=的中確率×オッズという計算式で算出できます。
例えば、50倍の馬の単勝を買うとして仮にその馬の勝率が1%とします。
100回馬券を買って当たるのは1回という事は、期待値=0.01×50という計算式です。
そうすると期待値は0.5と算出され、1万円の投資に対して5000円の払い戻ししかないという事が分かり損をするというのが分かりますね。
競馬での期待値は、非常に曖昧なもの
あなたは上記の計算式に疑問を持ちませんか?
その正体とは、競馬において確立された勝率なんて在りはしないという事です。
ルーレットで赤白が出る確率は二分の一。
サイコロを振って1が出る確率は六分の一。
競馬というのは、このように誰が見ても分かるような確立が証明されているものではありませんよね。
よくオッズ別のデータで、単勝50倍の馬の勝率は~%複勝内率は~%と書かれています。
しかしあのデータも、過去の結果から算出された平均値というだけで、あなたが馬券を買おうとしているレースの勝率を決めるものではありません。
これらの事から、競馬において具体的な期待値を出す事は無理です。
期待値が低いか高いかを判断するのが重要!
競馬において勝率というのは、はっきりしていない為、期待値は算出が出来ませんと話をしました。
しかし、あなたが買う馬券に対して期待値が高いか低いか。
それらをオッズと自分の馬券成績から判断する事は出来ます。
例えば、あなたは年間の馬券購入金額が120万円としますね。
という事は、年間で120万円の以上の払い戻しを達成すれば終始はプラスになるという事です。
そして毎月10万円の軍資金として馬連を1万円10点買っており、大抵月に1回は5倍~50倍の馬連が当たるとします。
この例で考えると、5倍のオッズでは収支がマイナスになる事が分かります。
逆に50倍が当たれば収支は大幅プラス。
その後、5か月間当たらなかったとしてもマイナスにはなりません。
ここで重要なのは、5倍の馬連と50倍の馬連とでオッズの開き程的中率に差はないという事です。
しかし当たった時の収支の差は10倍も変わってきます。
つまり、5倍の馬連は期待値が低い。
50倍の馬連では期待値が高いと言えるのです。
基準オッズを決めて馬券を買おう!
オッズというのは所詮、人気投票です。
そして、そのオッズを作っているのは1競馬ファンが殆どです。
その為、人気しているから当たりやすい、人気が無いから当たりにくいとう事はあなたが考えている程はありません。
その為、期待値が高いオッズの馬券を狙って買えば良いのです。
上記の例でいうと、50倍以上の馬連のみを選んで買えば収支はプラスになります。
もしかしたら、40倍でも良いですし30倍でもプラスになるかもしれません。
そこはあなたが実際に収支を付けて見ていくしか知るすべはないのですが、❝ここからが収取がプラスになる❞といった基準オッズが絶対にあります。
その基準オッズに満ちている馬券のみを買えば良いわけで、基準オッズ以下の馬券は不利益な馬券となり買わないことをオススメします。
人と同じ馬券を買っていては絶対に儲かりません!

いかがだったでしょうか?
あなたが実際に競馬を投資になんかしなくても、競馬で儲ける為のヒントはありましたか?
最後にまとめになります。
・競馬は投資に出来るものの、投資自体としては向いていない
・競馬の控除率、競馬に対するマインド、そもそもの競馬の難しさが投資に向かない理由
・期待値の高い馬券に絞って買う為、自分で決めた基準オッズ以上の馬券を買う
「最後にこれだけは伝えたい」という事を書きます。
競馬で儲ける為には人と同じ馬券を買ってはいけません。
人と同じ馬券というのは上位人気の馬券。
この記事の頭の方でも話しましたが、競馬は皆で出し合ったお金を奪い合うゲームです。
そしてそのお金は、初めからJRAに20~30%採取されています。
そんな状況で人と同じ予想をして、人と同じ馬券を買ってしまっては絶対に儲からないのは明らかですよね。
そのような事を少しでも考えるきっかけになれたのであれば幸いです。
