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なぜなら、私がトラックバイアスを予想に組み込んだ事で年間回収率100%を達成し過去最高の288万円という払戻金を獲得出来るまでになったからです。
記事前半部分ではトラックバイアスとはそもそも何か?という基礎的な話から後半部分では実際の調べ方・予想への活かし方までを解説しています。
この記事を読み終えることで今から「トラックバイアスを意識出来る質の高い予想」が出来るようになるでしょう。
目次
⒈トラックバイアスは競馬予想において必要不可欠

トラック=馬場
バイアス=偏り
つまりトラックバイアスは馬場の偏りという意味です。
そして馬場の偏りというのは走る位置においての有利・不利を意味するもので競馬予想において必要不可欠なファクターになってきます。
例えば、インコースが有利なトラックバイアスであれば逃げ馬や内枠の馬が有利になり、逆に後方からの馬や外枠の馬は不利になる。
このように競馬では走る位置において「有利・不利なポジション」が存在しその有利・不利を考える予想ファクターこそがトラックバイアスなのです。
トラックバイアスの基礎知識
陸上のトラックというのは下図のような形をしていますよね?
そして200mや400mではスタート位置が各選手で異なります。
これはコーナーでのロスを考慮して各選手フェアに走る為の対応です。
そして競馬場というのも陸上のトラックのような形をしています(各競馬場で個性はありますが)。
しかし競馬では最大で18頭もの馬が横一列でスタートします。
その為、コーナーでのロスというのが必ず生まれるのです。
そして競馬の着差というのは、ハナ差やクビ差といった馬の体の部位毎に区別しなければいけない程わずかな差で決着します。
つまりコーナーでの1.2頭分といったロスはレース結果に大きな影響を与えるのです。
※馬2頭分外を回るとそのロスは約12m。
馬3頭分になると約18mとなり時計で表すと約1秒。
そして馬身で表すと約6馬身になります。
これが基本的なトラックバイアスという概念の正体になります。
トラックバイアスは必ずしもインコースが有利とは限らない
何故かというと、馬場というのは生き物で日によって時間によってその性質が変わるから。
例えば、開催が後半になり馬場が痛み出した場合はコースロスがあっても、外の綺麗な馬場を走った馬が有利になるという事は珍しくありません。
また開幕週であってもエアレーションやシャタリングの影響で外差しが決まる事もあります。
つまりトラックバイアスというのは定説立てて一概に言う事は出来ないという事を忘れてはいけません。
⒉トラックバイアスは映像分析で調べよう!

何故なら、映像分析でなければ分からない部分が多いから。
例えば、「内枠の馬に好走が偏っているからインが有利のトラックバイアスだ!」
と考える人はいますが(予想の時短という意味では効率的)内枠の馬でもコーナー部分で外に出していたり、逆に外枠の馬でも上手く内ラチに入れたりしている事は良くあります。
これは映像分析でしか分からない事ですよね。
なので好走枠番だけで判断せず実際の映像と照らし合わせてトラックバイアスを判断しましょう。
映像分析からトラックバイアスを調べる具体的な方法
具体的方法は以下の通りです。
【映像分析からトラックバイアスを判断する3つのポイント】
・1〜5着馬が通った4コーナーの位置を確認
・人気薄で好走した馬のポジションor人気馬で凡走した馬のポジションを見る
・可能な限り直近のレースまで確認を行う
①1〜5着馬が通った4コーナーの位置を確認
何故なら、4コーナーの位置どりを見ればそれ以前の位置も把握出来るから。
基本的に競馬というのは一度隊列が決定すれば勝負所である3〜4コーナーまでレースは動きません。
稀に道中は内ラチ沿いで脚を溜めて3、4角で捲り気味に進出してくる馬もいますが、そのようなケースでも4コーナーでのロスというのが大きくなるのでその部分のポジションがトラックバイアスに影響してくると判断してます。
ですのでまずは4コーナーの位置を注意して観察して下さい。
②人気薄で好走した馬のポジションor上位人気で凡走した馬のポジションを見る
何故なら、トラックバイアスは「レース結果に直結」するファクターだから。
つまり低評価の人気薄が好走した場合は馬場に恵まれた可能性が高く、上位人気の馬が凡走した場合は馬場に恵まれなかった可能性が高いという事。
その為、「①の1〜5着馬が通った4コーナーの位置を確認」と合わせて人気薄で好走した馬や上位人気で凡走した馬のポジションを確認する事でよりトラックバイアスを精査出来ます。
③可能な限り直近のレースまで確認を行う
トラックバイアスを判断する為には予想レースと同じ条件のレース映像を分析するしかありません。
そしてその映像分析は可能な限り直近のレースまで行うようにして下さい。
例えば、あなたが日曜メインの芝の重賞を予想したいのであれば当日の芝のレースを全て分析するのです。
仮に10Rまで芝のレースが組まれているのであれば10Rまで馬券の購入は控えてトラックバイアスの確認に注視します。
※しかし発走直前までトラックバイアスを考えていると馬券の購入が忙しなくなり買い間違いや締切を食らってしまう可能性がありますね。
なのでそうならない為にも日曜競馬であれば土曜日の馬場を分析、土曜競馬であれば先週の馬場を分析(判断の質としては劣ってしまいますが)しておき「ある程度トラックバイアスの見立て」を作っておくことをお勧めします。
3. 競馬予想でトラックバイアスを活かす方法

ここまででトラックバイアスの重要性とその判断基準は分かったと思います。
それでは実際にそのトラックバイアスを予想に活かしていきましょう。
予想への活かし方は大きく考えて以下の2つです。
【競馬予想でトラックバイアスを生かす具体的な2つの方法】
①トラックバイアスで有利なポジションを考えそこに当てはまる馬を選ぶ
②次走トラックバイアスに恵まれた馬を軽視し恵まれなかった馬を狙い撃つ
一つずつ説明していきます。
①トラックバイアスで有利なポジションを考えそこに当てはまる馬を選ぶ
何度も言いますがトラックバイアスはレース結果に直結する威力がある予想ファクターです。
特に競馬というのはクラス分けがされているので上級条件(重賞クラス)になればなるほど各馬の力差というのは無くなります。
つまり能力以外の部分で結果が決まりやすくなるのでよりトラックバイアスの比重は高くなるのです。
よって予想の最初の段階では「どこのポジションが有利か?」という視点を大切にしてみましょう。
「インコースが有利な馬場」で狙いたいポジション
・逃げ
・インの3番手。
次いで
・外付き2番手
・先行集団の内1頭分外目
・中段イン
「外が伸びる馬場」で狙いたいポジション
・外目をスムーズに回れる外枠(外枠でも更に外に馬がいると包まれてしまうのいで枠の並びも大切)
上記の馬場別のポイントを事前に押さえた上で各馬を評価していく事をお勧めいたします。
②次走トラックバイアスに恵まれた馬を軽視し恵まれなかった馬を狙い撃つ
これはつまりトラックバイアスというファクターを用いる事で過剰な人気馬や過小評価の実力馬を見極められるという事です。
例えば、「インが有利な馬場」で逃げて2着だった馬は次走人気します。
着順だけで見れば人気になるのも分かりますが、「インが有利な馬場で逃げただけ!」という視点でこの2着を評価出来るのであれば次走以降過剰人気の馬として嫌う事が出来ますよね。
このようにトラックバイアスという視点を持つだけで「過剰な人気馬を見つけられ」逆に「過小評価の実力馬を見抜ける」ようになる事も決して難しいことではありません。
⒋まとめ:トラックバイアスをマスターして質の高い予想をしよう!

トラック=馬場
バイアス=偏り
つまりトラックバイアスは馬場の偏りという意味。
そして馬場の偏りというのは走る位置においての有利・不利を意味しており、この馬場差はレース結果の決定因子としてとても大きい。
【映像分析からトラックバイアスを判断する3つのポイント】
・1〜5着馬が通った4コーナーの位置を確認
・人気薄で好走した馬のポジションor人気馬で凡走した馬のポジションを見る
・可能な限り直近のレースまで確認を行う
【競馬予想でトラックバイアスを生かす具体的な2つの方法】
①トラックバイアスで有利なポジションを考えそこに当てはまる馬を選ぶ
②次走トラックバイアスに恵まれた馬を軽視し恵まれなかった馬を狙い撃つ
上記がトラックバイアスの基礎知識から映像分析の方法、予想への活かし方になります。
トラックバイアス自体の考え方は至ってシンプルですがその効果は競馬予想においてとても
高く「人とは違う根拠ある予想」があなたでも出来るようになります。
これを機会に少しでもトラックバイアスを意識して予想をして頂ければ幸いです。