京王杯スプリングカップ2021予想
◎①エアアルマス
レース質
昨年はレースの上がり3Fが33.1という異例の瞬発力勝負になったが、例年は東京の1400m戦らしく道中のラップに緩急が少ない持続質のレース。
また今年はセイウンコウセイやビオグラフィー、イッツクールやカタナといった逃げ・先行馬が多くペースも引き締まる印象が強い。
その為、スピードの持続性能＋基礎SPを持つ馬はまずマストで考えたいです。
そしてそのスピードの持続性能＋基礎SPが求められる中でも上がりが使えるトップスピードを併せ持つ馬に思い印を打ちました。
テンから流れるといってもそこは直線の長い東京コース。
引き締まった流れでも最後まで上がりが使える馬は有力視です。
トラックバイアス：フラット
先週までは外からも追い込める馬場であったのでBコースへのコース替わりを考慮しても現段階では馬場差なしのフラット想定でいます。
上記を踏まえてですが今回上位人気が想定される馬たちはどれも疑う余地があると思っています。
タイセイビジョン
→NHKマイルカップや富士Sの内容からラウダシオンに能力面で見劣る。
また鞍上でも過剰人気。
ラウダシオン
→この舞台は合うがトップハンデで勝ち切るほどの能力的信頼はない。
また状態面にも疑問。
ミッキーブリランテ
→ニューイヤーSや阪急杯は好位でロスなく競馬が出来た恩恵が強く人気で買いたいタイプではない。
つまり上位人気の馬たちは人気ほど能力面での裏付けが乏しいです。
そこで本命は①エアアルマス。
最近はもっぱらダートで活躍していた馬ですがそれ以前は芝でも結果を残していました。
特に天神橋特別は直線大外から余裕を持って抜け出す強い内容でその時の二着がサウンドキアラ。
またそのレースの三着四着馬も次走以降勝ち上がりをしてくるような非常にレベルの高い一戦であった事を考えると芝でも能力は重賞級と考えていいでしょう。
またダートの成績を見ても分かる通り足をためる競馬というよりはスピードを武器に出来る持続質のレースの方が良いでしょうから距離短縮は歓迎材料。
ピッチ走法でもある為、この最内枠はむしろプラスに働きそうで人気がないであろう今回は正に買い時だと思います。
京王杯スプリンングカップ2021買い目
単勝：①エアアルマス
