・菊花賞のポイントを徹底解説
・菊花賞出走予定馬を全頭診断
・現段階での最有力候補
【登録頭数:29頭】(フルゲート:18頭)
【優先出走】
ヴェルトライゼンデ
ガロアクリーク
コントレイル
サトノフラッグ
バビット
ロバートソンキー
【出走可能圏内】
ディープボンド
サトノインプレッサ
ビターエンダー
レクセランス
ヴァルコス
ブラックホール
マンオブスピリット
キメラヴェリテ
【抽選対象馬(4/6)】
アリストテレス
アンティシペイト
ココロノトウダイ
ダノングロワール
ターキッシュパレス
ディアマンミノル
【除外対象馬】
サトノゴールド
アイアンバローズ
イロゴトシ
エンデュミオン
コロンドール
トウカイデュエル
ヒートオンビート
ラインハイト
タイセイモンストル
※除外対象馬は全頭診断を行いませんのでご了承ください。
目次
菊花賞2020のコース解説・傾向解説!
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引用元:https://www.keibalab.jp/db/race/202010250811/course.html
向こう正面の上り坂からスタートする影響及び全ての馬が3000mという未知なる距離への挑戦の為、基本的にはテンからペースは落ち着きミドル~スローペースになりやすい。
逃げ馬や各馬の動き方次第ですが、基本は坂の下りからのロンスパ戦でスピードの持続力+機動力が求められます。
ただフィエールマンが勝った年のようにペースが落ち着き坂の下りでもペースアップしなければ瞬発力勝負になる為、長距離戦でもトップスピードの質が求められる場合がある事は頭に入れておきましょう。
【適性】
・スピードの持続力
・機動力
・トップスピードの質(展開次第)
【トラックバイアス】
先週の京都芝は外伸び。
特に直線インコースは壊滅的で逃げ馬も内を空けている状態。
雨の影響もあったと思いますが今週も外伸びのバイアスは継続しそうです。
【展開面】
現段階ではバビットの単騎逃げを想定。
この馬のタイプを考えると前半はスローで流し坂の下り残り4F目からのロンスパ戦が想定されます。
以下でまとめました。
【コース解説・レース傾向】
テンからペースは落ち着き坂の下りからのロンスパ戦になりやすい
【適性】
・スピードの持続力
・機動力
・トップスピードの質(展開次第)
【トラックバイアス】
外伸び
【展開面】
バビットの単騎逃げで残り4F目からのロンスパ戦
菊花賞2020出走予定馬全頭診断!

【指数の内容】
総合評価 | 能力面・適性面(トラックバイアス、展開バイアス、ラップ適性、馬場適性)を総合的に判断した評価 |
---|
【指数の意味合い】
S | メンバー内で抜けていると判断した場合 |
---|---|
A+ | メンバー内でトップクラスの高評価 |
A | それなりの高い評価 |
B+ | 多少注意は必要な存在 |
B | 特別な買い要素は無し |
C | 厳しい |
アリストテレス
【小牧特別】
トラックバイアス:内外フラット
展開:スローの瞬発力勝負
前半のスローペースを嫌ってこの馬自身が向こう正面で先頭を取りにいき、3角で再度足を溜め直した後の瞬発力勝負での勝利。
自ら動いていってのこの内容ですからトップスピードの質は評価出来ます。
また相手関係を考えてもレベルは高い一戦です。
近2走の内容を考えれば春先より力を付けている印象。
ただその2走はいずれもトップスピードの質が求められる瞬発力勝負(前走は自ら動いていく内容で持続力はそれなりに評価)であった為、スピードの持続力が求められる今回の舞台については疑問です。
またルメール騎手という事で過剰に人気しそうな点もマイナスで個人的には軽視したい一頭です
総合評価:B
アンティシペイト
【阿寒湖特別】
トラックバイアス:内外フラット
展開バイアス:スローペースの消耗戦
上がり4Fがいずれも減速ラップになった消耗戦を番手から押し切る強い内容。
2.3.4着馬は後方からマクリ気味に上がってきた馬なので着差以上にスピードの持続力やスタミナは評価して良いと思います。
また2着馬は次走1000万下を勝っておりその2着馬はこのレースの4着馬。
そしてこの2頭で後続をちぎるレースだったのでレースレベルも悪くないでしょう。
スピードの持続力が求められた前走の内容は高く評価出来ます。
先週のトラックバイアスを見る限り特段先行力が活きる事はなさそうですがこの舞台は合うはずです
抽選対象ですが底を見せていない魅力もあり楽しみな一頭です。
総合評価:A
ガロアクリーク
【セントライト記念】
トラックバイアス:内外フラット
展開:スローペースの消耗戦
テンからペースは緩み坂の下り残り5F辺りからのロンスパ戦になった一戦。
好位のインで立ち回り前に向いたバイアスを活かしての3着。
内容自体は特別評価は出来ませんがロンスパ性能が問われるレース質での好走は意外でした。
この馬のベストパフォーマンスはスローの瞬発力勝負になったスプリングSだと思っているので、前走の好走はレース幅が広がったイメージ。
ただ内容自体は特別評価出来るものでは無いので、ロンスパ戦が想定される今回も高い評価はしにくいです。
総合評価:B
キメラヴェリテ
枠次第ではこの馬が逃げるかもしれません。
ただ逃げれても今までのレース内容では厳しいです。
総合評価:C
ココロノトウダイ
【セントライト記念】
トラックバイアス:内外フラット
展開:スローペースの消耗戦
テンからペースは緩み坂の下り残り5F辺りからのロンスパ戦になった一戦。
番手で流れに乗れていた割には4角で手ごたえ悪く早々と失速。
見所はありません。
前走の大敗は不可解。
ただ条件戦を勝ってきた内容から、この馬は持続質の馬で舞台は合いそう。
しかし純粋な能力面で足りない印象で特段先行力が活きない先週の傾向を見ると高い評価はしにくいです。
総合評価:C
コントレイル
【ダービー】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローペースの瞬発力勝負(マイラプソディが捲った事で6F目加速ラップになっている事から、瞬発力勝負では合ったもののそこまで脚が溜まる展開でもなかった)
好スタートからインの3番手を確保。
捲ってきた馬の影響で一列位置を下げるが、直線スムーズに外へ出し直線は余裕を持っての快勝。
一番強い馬があの位置を取った時点で勝敗は決まったようなものでした。
無敗の2冠馬に相応しい圧倒的な内容です。
この馬はトップスピードの質が高いタイプでタフな馬場よりは高速馬場へ適性があるタイプ。
しかし皐月賞やホープフルSのような持続力勝負でもしっかりと能力を発揮出来ますのでタフな京都の3000mも苦にはしないでしょう。
そして先行力も兼ね備えているので仮に最内を引いたとしても好位からの競馬で危なげなく抜け出してくる可能性は高く、そもそも能力が抜けています。
先週のデアリングタクト以上に菊花賞のコントレイルは鉄板だと思いますね。
総合評価:S
サトノインプレッサ
【ダービー】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローペースの瞬発力勝負(6F目で加速ラップになっていますがこれはマイラプソディーが捲った影響です。その後は再度12秒台のラップに落ち着いているので瞬発力が求められた一戦。)
中段よりやや後方のラチ沿いを追走し直線は馬群の外目に出しての4着。
この4着はイン前有利のバイアスを活かした坂井騎手の好騎乗によるものですから高い評価はしにくいです。
ダービーはバイアスが向いただけの4着で能力的には足りない印象。
そして3000mという距離は流石に長いと思いますし、その中でのロンスパ戦に対応できる印象はありません。
ここでは厳しいです。
総合評価:C
サトノフラッグ
【セントライト記念】
トラックバイアス:内外フラット
展開:スローペースの消耗戦
テンからペースは緩み坂の下り残り5F辺りからのロンスパ戦になった一戦。
トラックバイアスはフラットですがペースが遅かった為、結局バイアスは前に向いており、その中で後方からマクリ気味に上がって来ての2着は高評価です。
この馬は小回りコースでスピードの持続力+機動力を活かせるレースが得意。
その為、菊花賞では若干適性外のイメージです。
ただセントライト記念同様ロンスパ戦が想定されトラックバイアスも外差しなので全くの無視も禁物。
しかし人気で買いたい馬ではないですね。
総合評価:B+
ターキッシュパレス
【神戸新聞杯】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの持続力勝負
テンからレースは流れ中間も緩む部分がなかった為、前の馬には厳しかったレース。
その流れを中段の外目から追い込んできての5着。
内容としては悪くないですがこの馬であれば、外目を先行して先着したディープボンドを評価したいです。
2走前や勝った500万のレースを見る限りこの馬は持続質のレースに適性があるので、バビットが作る流れ自体は向きそう。
ただ単純な能力面に疑問はありますし機動力を示したレースがないので高い評価はしにくいです。
総合評価:B
ダノングロワール
【九十九里特別】
トラックバイアス:内外フラット
展開:ハイペースの持続力勝負
前に行った馬が離し逃げをした影響でラップは判断しにくいですが、後続各馬は恐らくミドルペース程度で持続力が求められたレース。
4角で若干スムーズ差を欠いた分と外に出した影響を考えると着差以上に強い内容でスピードの持続力を高く評価出来る内容です。
前走の内容や新緑賞で切れ負けした内容を見るとこの馬は持続力タイプでゴール前に急坂がある中山がベストな印象。
しかしバビットが逃げる3000mのこの舞台もスピードの持続力や機動力を考えると適性はむしろ高く感じます。
抽選を突破すれば面白い一頭だと思います。
総合評価:A
ディアマンミノル
【高雄特別】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開バイアス:ミドルペースの持続力勝負
少頭数の割に3~4コーナーで各馬が外に出しロスなく立ち回った馬に分があったレース。
その流れを内目でロスなく運んでの1着。
タフな馬場での好走なのでスタミナやスピードの持続力は評価出来ますが、ロスなく乗れた恩恵は強かったと思います。
条件戦の2連勝はいずれも道中ロスなく乗っての物で個人的には高い評価はしにくいです。
総合評価:C
ディープボンド
【ダービー】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローペースの瞬発力勝負(マイラプソディが捲った事で6F目加速ラップになっている事から、瞬発力勝負では合ったもののそこまで脚が溜まる展開でもなかった)
外目の3番手を追走し直線もジリジリと伸びながらの5着。
ややイン前有利のバイアスに恵まれてのものなので着順なりの評価ですね。
【京都新聞杯】
トラックバイアス:内外フラット
展開:ハイペースの持続力勝負
前に行った3頭が後続を引き離す隊列となり、その後坂の上りでいったん緩むが残り4Fから再度加速するといった持続力が求められレース。
その流れを中段外目から伸びて来ての1着。
メンバーは小粒ですがこのレースにおいてもスピードの持続力を評価出来る内容ですね。
【神戸新聞杯】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの持続力勝負
テンからレースは流れ中間も緩む部分がなかった為、前の馬には厳しかったレース。
その流れを外付き3番手から早めに抜け出しての4着。
前の馬に厳しい流れでのこの内容はスピードの持続力を高く評価出来る内容です。
ダービーでも好位の外目から5着に善戦しておりコントレイルを除くクラシック組では上位に入ります。
そして前走や京都新聞杯の内容からこの馬は持続質のレースが得意。
なので今回の舞台はむしろ合うイメージで先行力が活かせるレースになれば好走する可能性は高い印象ですね。
総合評価:B+
バビット
【ラジオNIKKEI賞】
トラックバイアス:若干インコースが有利
展開:ミドルペースの持続力勝負
小回りの福島コースとトラックバイアスにより前の馬にバイアスがあったレースでの逃げ切り圧勝。
ただ⑧番が折り合いを欠いて上がってきた為、ペースが緩む部分が少なくスピードの持続性は高く評価できる内容です。
また小回りコースの福島での好走という事で機動力の高さも見られました。
【セントライト記念】
トラックバイアス:内外フラット
展開:スローペースの消耗戦
テンからペースは緩み坂の下り残り5F辺りからのロンスパ戦になった一戦。
スローの単騎逃げと見れば評価はしにくいですが、この展開はサトノフラッグが得意な形。
そのサトノフラッグに0.3差は能力面でも評価はしていいでしょう。
今回も単騎逃げが想定されこの馬得意の持続質のレースになりそう。
そう考えるとこの舞台でも無視はできません。
ただトラックバイアス的に決して恵まれる事はなさそうなので、自分の形で運んであとは能力面でどこまで粘れるか。
個人的には高い評価は与えたいです。
総合評価:A
ビターエンダー
【ダービー】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローペースの瞬発力勝負(マイラプソディが捲った事で6F目加速ラップになっている事から、瞬発力勝負では合ったもののそこまで脚が溜まる展開でもなかった)
後方の馬群の中を追走し直線も間を割りながら伸びて来ての10着。
ゲートで躓いた事で位置が想定よりも下がりましたが特別見所があったレースでは無いです。
ただ3着のヴェルトライゼンテとは0.3差ですのでこの馬を含めて各馬大きな能力差はありませんね。
【プリンシパルS】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローの瞬発力勝負
絶好枠からインの3番手の絶好位を追走し直線だけ外に出しての1着。
バイアスに恵まれての勝利ですが2着のポタジェはその後500万、1000万を連勝している事からメンバーレベルは悪くないです。
【神戸新聞杯】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの持続力勝負
テンからレースは流れ中間も緩む部分がなかった為、前の馬には厳しかったレース。
好位のインで流れに乗るも見所なく敗戦。
前走の敗戦含めてこの馬はトップスピードの質が問われるレースでこそ。
その為今回の舞台は合わないでしょう。
総合評価:B
ブラックホール
【ダービー】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローペースの瞬発力勝負(6F目で加速ラップになっていますがこれはマイラプソディーが捲った影響です。その後は再度12秒台のラップに落ち着いているので瞬発力が求められた一戦。)
後方の内目を追走し3~4角で徐々に外に進出、直線大外から追い込んでの7着。
初めての左回りでトップスピードの質が求められるレースでのこの内容は悪くないです。
ダービーまでは右回りの直線短いコースのみを使われており、スピードの持続力やスタミナが求められていました。
しかしダービーの内容を見る限り、意外とこの馬はトップスピードの質が問われる直線が長いコースが向いているのかもしれません。
そう考えるとスピードの持続力が求められるこの舞台は適性外。
フィエールマンが勝った年のような瞬発力勝負になればチャンスはあるかと思いますがバビットのペースでは位置取り含めて厳しいでしょう。
総合評価:B
マンオブスピリット
【神戸新聞杯】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの持続力勝負
最後方から直線大外へ出すも各馬が外に出した為、更にその外に出さなけれビ家無くなった厳しいレース。
後方の馬に展開が向いたとはいえこの着順は度外視で良いと思います。
京都新聞杯でディープボンドとクビ差の2着を考えればスピードの持続力が求められるこの舞台への適性はあるはず。
トラックバイアスを考えればディープボンドと同等かそれ以上に評価をしても良い一頭かもしれません。
総合評価:B+
レクセランス
【神戸新聞杯】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの持続力勝負
インを立ち回っての7着は特段評価は出来ません。
ここでは厳しいです。
総合評価:C
ロバートソンキー
【神戸新聞杯】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの持続力勝負
道中は内目でロスなく運び直線もスムーズに馬群を縫っての3着。
ロスなく運んだ恩恵は強かったですが持続質のレースでの好走は評価出来る内容です。
前走の内容からコントレイル以外のクラシック組と渡り合える力は示したと思いますが、やはり内でロスなく乗れた影響は大きかったと思います。
ただ神戸新聞杯は持続質のレースでの好走で菊花賞への適性も見られましたし、今の外差しの京都の芝を考えると再度バイアスに恵まれれば好走は可能でしょう。
総合評価:B+
ヴァルコス
【セントライト記念】
トラックバイアス:内外フラット
展開:スローペースの消耗戦
テンからペースは緩み坂の下り残り5F辺りからのロンスパ戦になった一戦。
ヴァルコスはコーナー部分で終始鞍上の手が動いているのにも関わらずコーナー加速が出来ず直線能力だけで追い込んでの5着。
明らかな機動力不足で小回りコースは合わないです。
【ダービー】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローペースの瞬発力勝負(6F目で加速ラップになっていますがこれはマイラプソディーが捲った影響です。その後は再度12秒台のラップに落ち着いているので瞬発力が求められた一戦。)
中段よりやや前目の外目を追走するが直線伸びを欠いての14着。
この敗退は終始外々を回らされた事とスタートからポジションを取りに行った事によるガス欠でしょう。
度外視して良い内容だと思います。
【青葉賞】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローペースの持続力勝負
イン前有利なバイアスの中終始外々を回りながら向こう正面でポジションを上げていく競馬での2着。
1、3、4着馬は内で脚を溜めた馬なのでこの内容での2着は価値が高いです。
またポジションを上げていった残り5Fからラップが殆ど変わっていない中でのこの内容はスピードの持続性を高く評価出来ます。
青葉賞の強い内容からこの馬はスピードの持続力に長けておりスタミナが豊富。
しかし機動力がなくコーナー加速が出来ないので、小回りコースでは差し遅れてしまいます。
そう考えると京都芝外回りは、小回りコースほどコーナー角はキツくないのでスピードの持続力を活かせる舞台だと思います。
能力的にはコントレイルに次ぐ物があると思っており、バビットのペースも向くはずなので近走の敗戦で人気を落とすようであれば狙いたい一頭ですね。
総合評価:A+
ヴェルトライゼンテ
【ダービー】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローペースの瞬発力勝負(マイラプソディが捲った事で6F目加速ラップになっている事から、瞬発力勝負では合ったもののそこまで脚が溜まる展開でもなかった)
好位の馬群の中で競馬を進め3~4コーナーで徐々に外へ進出、直線大外から伸びて来ての3着。
好位から競馬が出来たにせよ特別バイアスが向いたという物でもないので、この3着はそれなりに評価出来る内容だと思います。
ただ3着から10着までが0.3差ですのでダービー3着の内容だけで過信するのは禁物です。
【皐月賞】
トラックバイアス:4コーナーから直線外伸び
展開:ハイペースの持続力勝負
ペースがある程度流れた事と中山の最終週で外伸びのトラックバイアスだった事から後方の差し・追い込み馬にバイアスがあったレース。
そのレースで先行集団の馬群の中に入れ直線は内を突いての8着。
内容的に評価出来るものはありませんが直線で伸びない内を突いている影響かと思われます。
皐月賞に関しては度外視です。
【神戸新聞杯】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの持続力勝負
道中は内目で運び直線の入りで大外へ進路を変え直線大外から追い込んでの2着。
後方の馬に展開が向いた影響と道中ロスなく立ち回れた恩恵が強かったと思うので、コントレイルを除くクラシック上位組とでは差がない事を再度示した内容です。
スプリングSでガロアクリークに切れ負けした内容やホープフルSの内容からこの馬は持続力タイプ。
しかしダービーの内容も悪くないので持続力寄りの万能型と見ていいでしょう。
その為、菊花賞のこの舞台も問題はないはず。
コントレイルを除くクラシック上位組はそこまで能力差がないと見ていますが、これまでのレース内容からこの馬は少し能力が抜けている印象。
また前からでも後ろからでも競馬が出来る自在性もあるので今回も安定した走りを見せてくれるのではないでしょうか。
総合評価:A
菊花賞2020出走予定馬全頭診断まとめ

ポイントをまとめました。
【コース解説・レース傾向】
テンからペースは落ち着き後傾質のスローペースになりやすい。
展開次第で瞬発力勝負になるか持続力勝負になるかが分かれる。
【適性】
・トップスピードの質
・トップスピードの持続性(展開次第)
【トラックバイアス】
外伸び
【展開面】
バビットの単騎逃げで残り4F目からのロンスパ戦
【現段階での最有力候補】
コントレイル
ザッとまとめた感じはこんな所です。
正直、トラックバイアスは当日になってみないと分からないですし、バイアス次第で予想はガラリと変わると思います。
それでは週末の予想記事をお楽しみに!