と疑問に感じているあなたの悩みを解決できる記事となっています。
今回の記事では日経新春杯のコース解説からレース質の解説、出走予定馬の全頭診断を行いました。
予想する上での一つの参考になると思っていますのでぜひ最後までご覧ください。
・日経新春杯2022のレース質を徹底解説
・日経新春杯2022出走予定馬全頭診断
・現段階での最有力候補
目次
日経新春杯2022レース質!
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引用元:https://www.keibalab.jp/db/race/202201160711/course.html
行き足がつくテンの2F目で直線の急坂を迎える為、比較的前半はペースが緩みやすく後傾質の流れになる。
そして向正面中程から始まる下りを使ってのロンスパ戦になりやすいのが当コース特徴です。
#日経新春杯
中京
2000m:急坂スタート+1角まで短い
2200m:テン2F目に急坂+1角まで長い
その為、2000mより2200mの方が前半流れやすくよりタフになりやすいのがこの舞台。とは言え、基本は後傾質で徐々にギアを入れていくロンスパ戦。あとは先週のバイアスが継続すれば面白い。全頭診断もお楽しみに☺️— ゆうや@全頭診断 (@yuya_keibariron) January 12, 2022
ただ中京2000mとの比較では以前ツイートした通りで、スタートの入りにより2200mの方がややタフなイメージ。
中京での実績を考える際は是非、距離の違いも検討してみて下さい。
ただ今回のメンバーを考えると前に行く馬は手薄な印象で恐らくショウナンバルディの単騎逃げ。
この馬はスローで引きつけた逃げを打つタイプなのでそれなりにトップスピードが求められる流れも想定が出来ます。
また中京の4角はコーナー角のきついレイアウトの為、コーナー部分でも器用にギアを上げていける機動力も必須。
スピードの持続性能+機動力を併せ持つロンスパ適性に付随して終いに脚も使える総合色の高い馬を狙いたい。
先週の中京芝トラックバイアス
若干インコース有利
3日間開催での中京芝は、イン前でロスなく立ち回った馬の好走が目立っていた。
その為、月曜日には騎手心理としてもその点の印象が強くなり、先行意識が強まった事でペースが上がり外からの差しも届くレースはあった。
ただ基本はイン前が有利。
今週も引き続きAコースを使用する為、若干インが有利の印象を持って内枠・逃げ、先行馬には注意をしたい。
【求められる適性】
スピードの持続性能+機動力(ロンスパ性能)
トップスピード
【想定バイアス】
若干イン有利
日経新春杯2022出走予定馬全頭診断!

【指数の内容】
適性面 | レース質で表した「求められる適性」をどの程度持ち合わせているかの指標 |
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能力面 | 各馬の純粋な能力面での比較 |
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総合評価 | 能力面・適性面を総合的に判断した評価 |
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※全頭診断は当日の馬場状態や展開等によるバイアス面を抜きとした「適性面」、「能力面」のみで比較したものになります。
よって高評価=本命という訳でもない事をご了承ください。
最終予想はレース当日までにブログ記事またはTwitter(https://twitter.com/yuya_keibariron)で報告致します。
※除外対象馬は診断を行いませんのでご了承ください。
アフリカンゴールド
前走は極端にイン前有利なバイアスの中、番手追走での2着と着順並みの評価はしにくい。
過去の戦績を見ても上がりがかかるレースを先行し粘り込むタイプなだけに、この舞台は歓迎ではあるが地力面は疑問。
再度内枠を引き先行力を活かす競馬が出来れば好走の芽はあるが、現時点で高い評価はしにくいです。
適性面:B+
能力面:B
総合評価:B
エフェクトオン
機動力とスピードの持続性能を武器に福島や中山で好走しているタイプ。
前走は特殊な流れの中、終始ロスのある競馬での5着。
ハンデに恵まれた部分もあるが内容的には決して悪くはない。
また2走前も雨上がりの馬場であったにせよトップスピードも求められたレース質の中、伸びない内をついての8着は悲観すべきものではない。
ただ追い込み脚質の為、今のバイアスにマッチするイメージはなく今回高い評価まではしにくいが、今後どこかで穴を開ける印象がある一頭。
適性面:B+
能力面:B
総合評価:B
クラヴェル
この馬はトップスピードの質が高いタイプというよりは、長く良い脚を使える持続力戦向きの馬。
前走は追い込み競馬+内枠でロスなく運んだ好騎乗がハマった感は否めないがGⅠ3着の実績は十分評価に値する。
2走前は決して得意とは言えないスローのトップスピード戦を外から追い込んでの3着。
雨の影響+最終週の時計のかかる馬場が向いた形ではあったが、それでもこのレース質での好走は地力の評価に繋がります。
3走前はL4からのトップスピード持続力戦を最後方から直線でインを突く競馬での3着。
4角で後方各馬がこぞって外に出していたことを考えるとインを選択した横山騎手の好騎乗に恵まれた部分はあるが、それでも溜めた時の脚の質はやはり評価が出来る。
そしてこの馬のベストレースである4走前のマーメイドSはロスなく立ち回った馬が好走した流れを最後方から終始ロスのある競馬で追い込んできての2着。
斤量に恵まれた部分はあるがバイアスに反してのこの2着は着差以上の内容です。
ピッチ走法でコーナリングも上手なこの馬にとってこの舞台は向く印象。
後は脚質的に後方からの馬なので、前走のように内枠を引きインで足を溜められる競馬が出来ればここでも面白い。
適性面:A
能力面:A
総合評価:A
ショウナンバルディ
先行力を武器に前目で立ち回り長く脚を使う競馬がベストな馬。
その為、後傾質で徐々にギアチェンジが入ってくる中京2000mで好走歴が多いのも頷ける。
前走は極端にイン前有利のバイアス下の中単騎で楽に逃げての勝利。
全てが噛み合っての1 着であり過剰に評価が出来る内容ではない。
今回はトップウイナーが先手を主張する可能性はあるが、自分でペースを作った方がいいタイプで鞍上が坂井騎手であれば恐らくこの馬が逃げる。
自力で劣る印象が強いがバイアスが先週のままイン前有利で継続するようであれば抑える必要はありそうです。
適性面:A
能力面:B+
総合評価:B+
ステラヴェローチェ
この馬はスピードの持続性能・スタミナに富んだタイプでタフな馬場や展開でその強みを活かせるタイプ。
前走はパンサラッサが作ったタフな流れを終始ロスのある競馬。
フラットな馬場であったとはいえペースアップした3角からポジションを上げていったコーナーでの加速負荷も考えればここでの4着は素直に評価ができます。
2走前はL4Fで11.7 – 11.5 – 11.4 – 12.2というラップを刻む中、後方から一気に捲っていく競馬。
つまりこの馬は、L4から上述のラップ以上の脚を使い続けてポジションを上げて行ったという事で見た目以上に強い競馬をしています。
3走前は大得意の道悪競馬で2着のレッドジェネシスがロスなく運んだのに対しこの馬は更に後方から外を回す競馬。
このロスを考慮すれば着差以上に強い競馬と言えるでしょう。
タフさが売りの馬ではありますがダービー3着の実績があるようにトップスピードもそれなりのものがあり機動力にも富んでいます。
よってこの舞台への適性は高く地力面でも最上位。
ただ懸念点は後方からの脚質である事。
枠次第ではありますが圧倒的1番人気の今回は後方から3,4角でポジションを押し上げていく横綱競馬が濃厚。
そうなると先週の馬場が継続するようであればバイアス不利で取りこぼす可能性は考えられます。
有馬記念から中2週というローテーションに関してはやってみなければ分かりませんが、戦績を見る限り使い詰めでも問題はなさそう。
個人的にはそこまでローテーションに関して気にはしないので後はバイアスとの兼ね合いで評価を下します。
適性面:A+
能力面:A+
総合評価:A+
ダノンマジェスティ
この馬はスタミナに富んだタイプで中京での成績が(2-1-0-0)という成績からもこの舞台がベスト。
前走は追い込み競馬を先行しての敗戦+休み明けで馬体を減らしていた事を考えれば度外視できる。
2走前は上がりがかかるタフな競馬での6着。
出遅れたにせよ展開は向いた得意なレース質であった事を考えると重賞ではやや地力面で劣る印象を持った。
ゲートさえ出ればそれなりのポジションも取れるので、バイアス次第で馬券内の可能性はありそうです。
適性面:A
能力面:B+
総合評価:B+
トップウイナー
芝のGⅡでは流石に厳しいです。
適性面:C
能力面:C
総合評価:C
トラストケンシン
前走は極端にイン前有利のバイアスの中、内でロスなく運んだ藤岡康太騎手らしい好騎乗での6着。
この馬はスピードの持続力が武器の馬だけにこの舞台への適性は感じるが前走よりもメンバーが強くなる今回、地力面で高い評価はしにくいです。
適性面:B+
能力面:B
総合評価:B
フライライクバード
この馬はトップスピードの質が高いタイプというよりは、長く良い脚を使えるタイプでややスタミナ色が強い。
また中京での成績は(2-1-1-0)。
2勝クラスとはいえ同舞台で7馬身差の圧勝劇を見せたあたり、2000mよりタフさが求められる中京2200mのこの舞台はベストと言えるでしょう。
前走も距離延長でL4のラップが11.8 – 11.1 – 11.1 – 11.9とトップスピーとその持続力が求められたレース質での3着。
勝ち馬を除けば小粒なメンバーであったにせよ、好位から伸びてきた内容は一定の評価ができます。
前走のように内枠を引き、なるべくロスなく好位で運べればここでもチャンスはあるように思います。
適性面: A+
能力面 :A
総合評価:A
プレシャスブルー
この馬は上がりがかかる舞台でこその馬。
前走はバイアスを考えればあのポジションではどうしようもなく度外視可能。
2走前は上がりがかかる馬場で追い込みが競馬と正に打って付けの条件下での3着。
とはいえ阪神2000mというレイアウトを考えれば追い出しが遅かった感は否めず先着した馬がどちらも重賞馬である事を考えれば内容は悪くない。
それなりに上がりもかかる今回の舞台は悪くないが、先週のバイアスが継続するようであれば流石に買いにくく、ペースが上がるとは思えない今回のメンバー構成を考えても高い評価は不要です。
適性面:B
能力面:B+
総合評価:B+
マイネルウィルトス
不良馬場で大差勝ちした5走前が示すようにピッチ走法ゆえの道悪巧者でスタミナを活かした競馬がベストなタイプ。
前走は早めに押し上げる競馬であったが流石にトップスピードで劣った一戦。
2走前も4角付近から馬なりでポジションを上げていく競馬で2着と好走。
距離延長が向いた形でトップスピードを分散させた乗り方で早い上がりのレースでも好走を見せた。
3走前はイン前有利の馬場で終始ロスない競馬がハマった形。
とはいえ強敵相手の4着はそれなりの評価は必要。
今回も距離延長のローテーションは魅力的でタフさも求められるこの舞台は歓迎の口。
人気がないようであれば抑えておいて損はない一頭。
適性面:A
能力面:A
総合評価:A
マイネルフラップ
4走前の3着はイン前有利の馬場でロスなく運んでのもの。
地力面で流石に足らない印象が強く今回は軽視予定です。
適性面:B
能力面:C
総合評価:C
モズナガレボシ
3走前はL5が最速を迎える差し・追い込み競馬を最後方を追走しての1着。
4角でも脚を溜めた鞍上の判断も光った一戦でここでの勝利は展開に恵まれた印象が強い。
上がりがかかった方が良いタイプなだけにこの舞台は問題ないが、先週のバイアスが継続するのであれば追い込み脚質のこの馬が展開に恵まれるイメージはなく地力面でも劣る今回高い評価はしにくいです。
適性面:B
能力面:B
総合評価:B
ヤシャマル
東京の条件戦を3連勝してきた馬なだけにトップスピードの質とその持続力を武器に好走してきたタイプ。
前走は極端なイン前有利のバイアスの中、最後方の内ラチ沿いを追走し直線も馬群を縫うように伸びてきての8着。
前残りだったとはいえ終始ロスなく運んだものであり着順的にも特段評価に値するものではない。
新潟記念では4着と好走しているがそれなりにタフさが求められるこの舞台は適性からややズレる印象。
脚質的にも恵まれるには前走のような乗り方にならざる終えなく高い評価まではしにくいです。
適性面:B
能力面:B
総合評価:B
ヨーホーレイク
前走は直線で進路が見つからずまともに追い出せたのが残り200m付近という不完全燃焼な競馬。
それでいてハイレベルな4歳世代のダービーで7着という成績は立派の一言。
2走前も内目でロスなく運んだ馬が好走したレース質の中、4角で外を選択しての5着は決して悲観すべき内容ではない。
3走前は小頭数ながら4角でかなりのロスがある競馬。
それでいて内目でロスなく運んだラーゴムとクビ差2着。
3着のランドオブリバティに0.6差つけている内容はもちろん高評価です。
3歳時は歯がゆいレースが続いていたがこのハイレベル世代でも常に着順以上の内容で走れており地力面ではここでもトップクラス。
トップスピード戦というよりはいくらか上がりがかかる持続力戦が向くタイプで機動力にも富んでいることからこの舞台はむしろ合う印象。
皐月賞・ダービーでの比較ではステラヴェローチェとも差はなく今回は逆転まで視野にあります。
ただこの馬も先行力に乏しく後方からの競馬が想定される為、バイアス面で不利を受ける可能性は高い。
内枠を引いたとしてもトビが大きいタイプなだけに、前走のように進路取りに苦労する印象が強く乗り方には注文が付くことは頭に入れておきたい。
適性面:A+
能力面:A+
総合評価:A+
ロードマイウェイ
この馬は良馬場でのトップスピード戦がベストなタイプ。
イン前有利のバイアスに反して好走した昨年のキャピタルSのように条件さえ整えば末脚は光るものがある。
ただタフさも要求されるこの舞台は適性からズレる印象があり、ゲートも不安定な追い込み脚質のこの馬にとって今のバイアスは不利。
距離に関しては問題ないと思っているので狙うべきは次走以降としたい。
適性面:B
能力面:B+
総合評価:B
日経新春杯2022予想

【日経新春杯2022予想】
◎ステラヴェローチェ
トラックバイアス:フラット
