こんな疑問に答えていきます。
・クイーンステークスのコース、傾向を徹底解説
・クイーンステークス出走予定馬を全頭診断
・現段階で狙うべき価値ありのお宝馬
札幌競馬場で行われる牝馬限定の重賞レース。
今年も個性豊かなメンバーが揃った印象です。
しかしパッと見た所、人気通りにもいかないような気がしております。
今回もクイーンステークスで狙うべきポイントを説明した上で全頭診断していきます。
また僕の予想の仕方も↓の記事で徹底的に解説していますので、もし宜しければこちらもどうぞ。

【クイーンステークス2020出走予定馬】 18頭登録、フルゲート14頭
スカーレットカラー
フェアリーポルカ
コントラチェック
アロハリリー
シャドウディーヴァ
サムシングジャスト
タガノアスワド
モルフェオルフェ
ビーチサンバ
オールフォーラヴ
リープフラウミルヒ
カリビアンゴールド
レッドアネモス
ナルハヤ
除外対象馬
レッドフィオナ
ジョブックコメン
ダンサール
ウインゼノビア
目次
クイーンステークス2020のコース解説・傾向解説!
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引用元:https://www.keibalab.jp/db/race/202008020111/course.html
【ラップ】
スタートしてから1コーナーまでが185mと短い為、比較的ペースは落ち着きやすい。
ただ流れはあくまで逃げ馬の動向次第。
中間のタイムが12秒代後半まで落ち着く瞬発力勝負にもなれば、中間も緩まずワンペースの持続力勝負になる事もある。
ただ今回はコントラチェックやナルハヤ、モルフェオルフェ、タガノアスワドなど逃げたい馬が多数いる事から、ペースは緩みにくくの持続力勝負になりそうですね。
【傾向】
札幌競馬場は内回りコースである事から基本は逃げ・先行馬が有利になりやすい。
過去10年のクイーンステークスの勝ち馬10頭中、7頭は4コーナー4番手以内の馬であったことからもこの傾向は1つポイント。
しかし2,3着馬は後方から追い込んでも来ている為、極端な前残り決着という事もない。
あくまでトラックバイアス・展開面を評価する必要がある。
【先週の札幌芝トラックバイアス】
基本的には好位で競馬をした馬が上位にきていたが、印象より差し・追い込みも届いていた。
コース形態も考慮し逃げ・先行馬に注意を払いつつも、あくまで展開次第。
以下でまとめました。
・今回は中間が緩んだ持続力勝負になりやすい。
・基本は前に行ける馬が中心も展開次第で追い込みも届くコース形態
・先週はそこまで極端なトラックバイアスはなかった、あくまで展開
クイーンステークス2020出走予定馬全頭診断!

【指数の内容】
能力比較 | 各馬と比較しての単純な能力の優劣 |
---|---|
適性 | 現段階で想定されるトラックバイアス、展開、レースの流れや馬場状態などを総合的に加味した適性 |
【指数の意味合い】
S | このメンバー内でトップクラス |
---|---|
A | 上位3頭には入るであろう上位クラス |
B | 可もなく不可もなく |
C | 買って抑え程度 |
D | 厳しい |
アロハリリー
小回りコースへの適性はありますが能力的に厳しい。
前走も好位から全く伸びてこれなかったですからね。
能力比較:D
適性:C
オールフォーラヴ
3走前の府中牝馬Sを高評価。
11秒台のラップが最後まで続くワンペースの競馬の流れを、先団の馬群の中から伸びて来ての4着。
決して展開的に向いたわけではないにしろ3着ラッキーライラックとは0.1差ですからね。
そして今回はその府中牝馬Sと似たような流れが想定される為、このメンバーなら高い評価をしたいですね。
能力比較:B+
適性:B
カリビアンゴールド
スローを先行して3着だった前走の内容は特段評価は出来ないが、外を回って伸びてきた福島牝馬Sの内容は評価に値する。
正直能力は少し足りない印象だが、小回りコースへの適性は高く去年の3着馬の為、それなりの評価は必要か。
能力比較:B
適性:B
コントラチェック
逃げてマイペースで運べないとダメな馬。
逆に逃げれた時はテンから飛ばし、道中で一息入れて、最後にもう一度足を使うという勝ちパターンがハマっての圧勝まである。
小回りコースの方が良いタイプの為、適正面も問題なし。
今回は同型も多い為スンナリと行けない印象だが、あくまで枠とその並びによるもので展開面からもこのレースのカギを握る馬。
能力比較:B+
適性:B+
サムシングジャスト
前走は極端な内伸び馬場で最内をつく松山騎手の好騎乗。
まだ能力的に底を見せていないが、条件戦の内容から特段評価できるものはない。
抑え程度。
能力比較:C
適性:B
シャドウディーヴァ
能力的に通用しそう。
4走前の東京新聞杯は12番枠から岩田騎手が上手く内に入れての2着ですが、勝った馬はプリモシーンですし上位の馬もみんなロスなく乗っての好走。
その為、今回のメンバーであれば能力差はそこまで無いはず
また5走前や秋華賞の内容から、小回りコースへの適性も感じる為、抑えて損はない
能力比較:B
適性:B
スカーレットカラー
終始外々を回らされたエリ女や阪神牝馬Sの内容から、ここでは能力最上位。
去年の2着馬でもあり適性面も問題なし。
外からも追い込める今のトラックバイアスを考えれば、もちろん今年も有力候補の一頭。
能力比較:A
適性:B
タガノアスワド
同型も多くここでは厳しい。
前走はタフな馬場・タフな流れが味方しての勝利だが、今回は展開的に恵まれるイメージが湧かない。
能力比較:C
適性:C
ナルハヤ
能力的に厳しい。
今回は同型も多く、テンのスピードはコントラチェックたタガノアスワドの方が速い為、評価はしにくい。
能力比較:C
適性:B
ビーチサンバ
それなりの評価は必要か。
GⅡやGⅢではいつも相手なりに走るタイプではあるが、2走前の阪神牝馬Sの内容だけ見ればスカーレットカラーの方が力上位。
前に行こうと思えば行ける馬でもある為、枠次第である程度の評価はしたい。
能力比較:B
適性:B
フェアリーポルカ
持続力勝負が得意な馬。
タフな流れになっても能力が発揮できるタイプの為、今回のレースにおいても適性面は十分。
ここでももちろん高い評価は必要。
能力比較:B+
適性:A
モルフェオルフェ
同型多く自分の競馬が出来なさそうのなので、個々では厳しい。
能力比較:C
適性:C
リープフラウミルヒ
前走は位置が想定より後ろだった事を考慮しても負けすぎ。
この馬は中間が緩む持続力勝負に強い為、よどみなく流れそうな今回への適性もそこまでは感じない。
ただ福島牝馬Sの内容からある程度の評価はしたい。
能力比較:B
適性:C
レッドアネモス
前走は絶好位から全く伸びずの8着。
流石に厳しい。
能力比較:C
適性:C
まとめ【上位人気はどれも評価に値する!狙いたい穴馬も見つからず馬券の購入は慎重に検討したい】

クイーンステークスのポイントをまとめました。
・先週の札幌芝を見る限りトラックバイアスは若干インコース有利。しかし外からも追い込めるバイアスで、あくまで展開面とセットで考える。
・コントラチェック、ナルハヤ、タガノアスワド、モルフェオルフェと逃げたいタイプが多くタフな流れが想定される
・上位人気のスカーレットカラーやフェアリーポルカは能力面・適性面からも評価は高く馬券妙味をあまり感じないレースになりそう
ザッとまとめた感じはこんな所。
ポイントとしては分かりやすい為、あとは土曜日と当日の芝のレース映像を見て最終決定をします。
それでは週末の予想記事をお楽しみに!