レース質
少頭数の2歳重賞ということで前半ペースが落ち着くことは明白。
現に良・稍重で絞った過去5年のラップは以下の通り。
【2019】 12.3 – 10.8 – 12.0 – 12.1 – 12.0 – 11.2 – 10.8 – 11.5
【2018】 13.1 – 11.8 – 11.9 – 11.5 – 11.6 – 11.3 – 11.1 – 11.7
【2017】 12.3 – 10.6 – 11.4 – 11.8 – 12.2 – 11.5 – 11.5 – 11.7
【2016】 12.3 – 10.9 – 11.8 – 12.7 – 12.4 – 11.7 – 11.1 – 11.6
【2015】 12.2 – 10.8 – 11.7 – 12.3 – 12.3 – 11.4 – 11.4 – 12.1
基本的にL4⇨L3で瞬間的にラップが加速していることが分かります(2018年はグランアレグリアが出遅れから上がっていた影響で緩みが少なかった)。
開幕週の馬場ではあるが7頭立てということでバイアス面よりも馬の個体値を純粋に評価しトップスピードの質+ギアチェンジの質に抜きん出た馬を狙いたい。
そこで本命は
◎3ステルナティーア
何よりも新馬戦の内容が逸脱で終始ロスのある競馬から直線楽に抜け出しての快勝。
この時のラップは13.1 – 11.7 – 12.8 – 12.8 – 12.3 – 11.5 – 10.5 – 11.3と瞬発力勝負への適性の高さを示した。
またこの馬自体ストライドが狭いピッチ走法である事からもギアチェンジの質の高さは裏付けが取れる。
人気の一角ではあるが素直に評価をします。
そして対抗はこの馬。
○1スタニングローズ
新潟2歳Sでは最後方の外目を追走し直線大外から追い込んでの5着。
このレースはイン前でロスなく運んだ馬が上位を占めるレース質であった事から負けて強しの内容だった。
またこのレース2着のアライバルが勝った新馬戦は2,3着馬が次走勝ち上がりを決めているハイレベル戦であった事からこの5着は着順以上の価値がある。
純粋にこの2頭が抜けていると判断した。
そして現在1番人気のコマンドラインは軽視。
何故なら、この馬は非常に跳びが大きいタイプでギアチェンジが求められるこの舞台は適性外。
新馬戦でもズブさを見せており上述した2頭に切れ負けする印象が強い。
素質の高さは評価しつつ今回は静観とします。
【サウジアラビアロイヤルカップ】
◎3ステルナティーア
○1スタニングローズ
※馬券的には妙味ない為、馬券は見送る予定です。
