【マイラーズカップ2021】
◎⑤ケイデンスコール
トラックバイアス:フラット
土曜日の阪神芝のレースは全部で4競走実施。
頭数が少なくサンプルとして若干の心許なさはあるが馬場傾向としてはフラットと見て良いでしょう。
特にマイラーズカップと同条件であった阪神10Rでは外枠4頭での決着となったように馬場さに関しては特段気にするレベルではありません。
ただ時計は先週同様高速馬場の類なのでポジション的にはある程度前にいた方が良さそうなのは頭に入れておいて損はないでしょう。
レース質:基礎SP+トップスピードが求められる総合戦
今の阪神の高速馬場+逃げ馬多数のメンバー構成(フォックスクリーク、ダイワキャグニー、パンサラッサ、ギベオン、ベステンダンク)を考えると、前半からペースは流れ中盤も11秒台で息の入りにくいペースが考えられる。
しかし基礎SPだけで押し切れるほど甘くないのが阪神マイルという舞台。
その為、11秒台の流れに乗れる基礎SP+そのペースでも末脚を発揮出来るトップスピードの質が求められる総合戦のイメージで予想を組み立てていきたい。
上記を考え本命はケイデンスコールとした。
この馬はトップスピードが求められる大箱コースでの好走が目立つタイプ。
それだけに前走の中山記念は決して得意とは言えないコースでヒシイグアスと小差の2着は価値が高い。
京都金杯の内容からも今の阪神の高速馬場にも通用する基礎SPは持ち合わしているし内目の枠もプラスに働きそう。
岩田騎手からの乗り替わりは残念だが好位からの競馬で抜け出す。