全頭診断

【予想】朝日杯FS2020出走予定馬全頭診断!馬券妙味がある一戦

・朝日杯FSのポイントを徹底解説

・朝日杯FS出走予定馬を全頭診断

・現段階での最有力候補

【登録頭数:18頭】(フルゲート:18頭)

賞金上位馬

モントライゼ 2900
レッドベルオーブ 2300
ショックアクション 2000
ステラヴェローチェ 2000
ホウオウアマゾン 1750
ロードマックス 1150
アスコルターレ 1000
カイザーノヴァ 1000
ドゥラモンド 900
ブルースピリット 900
グレナディアガーズ 400 以下同
ジュンブルースカイ
スーパーホープ
テーオーダヴィンチ
バスラットレオン
ピンクカメハメハ
マーチリリー
ビゾンテノブファロ 100

※除外対象馬は全頭診断を行いませんのでご了承ください。

朝日杯FS2020のコース解説・傾向解説!

阪神競馬場

引用元:https://www.keibalab.jp/db/race/202011290512/course.html

【コース特徴】

ワンターンのマイル戦で直線も長く残り600mから下り坂になる影響もありL3Fからの瞬発力勝負になりやすいのがこの舞台の特徴。

昨年の朝日杯は先行争いが激化しハイペースになりましたが、基本は中盤緩んでL4→L3でギアチェンジの質が問われる一戦。

あくまで馬場状態次第だが阪神の外回りらしく差しも決まるレース。

また先週の阪神はまだまだ時計の速い決着が続いていた為、高速馬場への適性も求められるでしょう。

【適性】

・トップスピードの質

・瞬発力

朝日杯FS2020出走予定馬全頭診断!

【指数の内容】

総合評価 能力面・適性面(トラックバイアス、展開バイアス、ラップ適性、馬場適性)を総合的に判断した評価

【指数の意味合い】

S メンバー内で抜けていると判断した場合
A+ メンバー内でトップクラスの高評価
A それなりの高い評価
B+ 多少注意は必要な存在
B 特別な買い要素は無し
C 厳しい

 

アスコルターレ

【もみじS】

トラックバイアス:フラット

展開バイアス:ミドルペースの持続力勝負

ラップ:12.3 – 11.1 – 11.8 – 11.7 – 11.6 – 11.9 – 12.4

京都の1400mらしくワンペースの競馬。

その流れを好位を追走しての1着。

ジャカランダレーンに1回交わされますが再度差し返したところを見るとトップスピードの持続力を評価出来る一戦。

新馬戦や前走の内容を見る限りこの馬は持続質のレースが合う印象。

その為今回の舞台では切れ負けするのは明らかで今まで戦ってきたメンバー比較でも高い評価はしにくいです。

総合評価:C

カイザーノヴァ

【デイリー杯2歳S】

トラックバイアス:若干インコース有利

展開バイアス:ミドルペースの持続力勝負

ラップ:12.9 – 10.9 – 11.2 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 10.9 – 12.0

ラップだけ見れば最初の1Fが遅かったとはいえ中盤11秒台半ばのラップが続く中でL3→L2でギアチェンジの質も求められたトップスピード戦。

そもそも11秒台中盤のラップが続く中でL2F目で10.9のラップを刻めること自体優秀でレコード決着も頷ける一戦。

ただ以上に時計が速かった開催である為、そもそも時計だけでの評価は禁物でしょう。

その流れを番手追走直線で伸びを欠いての5着。

前走の内容や勝ったクローバー賞を考えるとこの馬は持続質のレース向き。

トップスピードが求められる今回は軽視です。

総合評価:C

グレナディアガーズ

【2歳未勝利】

トラックバイアス:若干インコース有利

展開バイアス:ミドルペースの瞬発力勝負

ラップ:12.2 – 10.6 – 11.4 – 11.6 – 11.6 – 11.4 – 11.6

阪神の開幕週であった事から時計も早く前が止まらなかった一戦。

その流れを番手から直線悠々と抜け出しての快勝。

11秒台のラップが続く中最後の急坂でも11.4→11.6とラップを崩さずに駆け抜けた所を見るとスピードの持続力を高く評価出来る一戦。

新馬戦では外を回らされた分の敗戦でありトップスピードの質も示しています。

ただ2走前残り200mからの止まりっぷりを見ると現状マイルは長い。

ベストは前走のようなワンペースの1400m戦だと思うのでトップスピード戦が想定される今回は評価はしにくいです。

総合評価:C

ショックアクション

【新潟2歳S】

トラックバイアス:外差し

展開バイアス:スローペースの瞬発力勝負

ラップ:12.8 – 10.6 – 11.2 – 12.7 – 12.2 – 11.7 – 11.3 – 12.1

道中内を空けて走るような顕著な外差しのバイアスがあったレース。

その流れを好位の外目を追走し直線抜け出しての快勝。

内を空けて走っていたとはいえ新潟2歳Sにしては上りがかかるレースでありタフさも評価出来た一戦。

未勝利戦でも稍重馬場で時計がかかるレースを快勝しているようにこの馬はスタミナ色が強い印象。

その為、先週のような高速馬場への適性は疑問でありギアチェンジの質でも劣りそうな今回高い評価まではしにくいです。

総合評価:B

ジュンブルースカイ

【東スポ杯2歳S】

トラックバイアス:外差し(少頭数であったが各馬内を空けて走っていた為外を回るロスは不利)

展開バイアス:スローペースの瞬発力勝負

ラップ:13.1 – 11.2 – 11.5 – 12.2 – 12.5 – 12.7 – 11.9 – 11.0 – 11.4

中段の外目を追走しダノンザキッドを見る形でレースを運ぶ。

その分外を回らされるロスがありながらの3着はトップスピードの質を高く評価。

瞬発力に関しても上がり2位の脚を使えていた事を考えるとダノンザキッドを抜けば十分な内容でしょう。

荻Sでは休み明けだったにせよ京都2歳Sを勝ったワンダフルタウンに先着していたりと実績はここでも劣らない。

またこの馬は結構なピッチ走法の為、急坂かつ直線で馬群が密集する形になる阪神は合う印象。

あくまでバイアス次第ではありますがトップスピード戦になりそうな今回は再度高い評価を与える価値はありそう。

あとはデビューから馬体を減らし続けての使い詰めという事で状態面のチェックは必要ですね。

総合評価:A

ステラヴェローチェ

【サウジアラビアRC】

トラックバイアス:フラット

展開バイアス:ハイペースの瞬発力勝負

ラップ:12.4 – 11.2 – 12.0 – 13.2 – 13.1 – 12.4 – 12.0 – 13.3

この馬は掻き込むようなピッチ走法の為、不良馬場のここは適性の違いでの圧勝と見る。

ただ休み明けの+14㎏で2着馬に3馬身差を付けている内容はもちろん高評価。

新馬戦は極端にイン前有利のバイアスの中逃げてクビ差の勝利。

ただ3着以下を4馬身引き離す内容で未だ底を見せていない。

その為、今回も人気になるのは分かるが良馬場の高速馬場が想定される今回前走の内容を鵜呑みにするには危険だと個人的には思っています。

総合評価:B+

スーパーホープ

【デイリー杯2歳S】

トラックバイアス:若干インコース有利

展開バイアス:ミドルペースの持続力勝負

ラップ:12.9 – 10.9 – 11.2 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 10.9 – 12.0

ラップだけ見れば最初の1Fが遅かったとはいえ中盤11秒台半ばのラップが続く中でL3→L2でギアチェンジの質も求められたトップスピード戦。

そもそも11秒台中盤のラップが続く中でL2F目で10.9のラップを刻めること自体優秀でレコード決着も頷ける一戦。

ただ以上に時計が速かった開催である為、そもそも時計だけでの評価は禁物でしょう。

その流れを道中はレッドベルオーブの一頭分外を終始追走し直線は大外から追い込んでの3着。

トラックバイアスはインに出ていた事を考えるとこの内容で1,2着馬とは0.2差ですから予想オッズほどの差は感じません。

前走の内容からトップスピードの質は示せていますし高速馬場への適性も十分。

ただ未勝利を勝ち上がるのに苦戦したこの馬が好走出来た事を考えるとデイリー杯のレースレベルに疑問は付きます。

未勝利戦の内容も特筆すべきものでは無い為、高い評価まではしにくいです。

総合評価:B+

テーオーダヴィンチ

前走はイン前有利の馬場でインの3番手という絶好位を追走しての勝利。

時計も平凡で流石に厳しい。

総合評価:C

ドゥラモンド

【アスター賞】

トラックバイアス:若干インコース有利

展開バイアス:ミドルペースの持続力勝負

ラップ:12.5 – 11.5 – 12.1 – 12.4 – 12.5 – 12.1 – 12.2 – 11.8

スタートから後方で終始外目を追走、3~4角で馬なり進出、直線大外から追い込んでノーステッキでの完勝。

2着馬が終始ロスなく乗っていた事を考えると着差以上に強い内容に思えます。

また直線に入ってからの手ごたえやL1Fで加速ラップを踏んでいる部分を見るとトップスピードも高く評価出来ます。

新馬戦では持続質のタフな流れを勝っていますがアスター賞の勝ちっぷりと比較すると見劣りする内容。

その為、上記の内容やアスター賞の勝ちっぷりを考えると、この馬は過去2戦どちらも持続質のレースを勝っていますが本質はトップスピード戦でこその馬だと仮定します。

また中山の急坂で加速ラップを踏んでいた点も考えると阪神のマイルはベストと言える条件。

武騎手の朝日杯制覇に期待が高まるのではないでしょうか。

総合評価:A+

バスラットレオン

【札幌2歳S】

トラックバイアス:フラット

展開バイアス:ハイペースの持続力勝負

ラップ:12.3 – 11.0 – 11.7 – 12.1 – 12.1 – 12.1 – 11.9 – 12.0 – 13.0

テン:4F 47.1 – 上がり:4F 49.0のー1.9の前傾戦。

かつ残り4~5F目でユーバーレーベンが動いたことで各馬早めに進出し逃げ・先行馬にとっては厳しい展開。

その流れを番手から粘り切っての3着。

1,2着馬が阪神JFの1、3着馬という事でレースレベルが非常に高く、その中で展開不利を受けての3着は好内容です。

前走はL1Fの止まり方を見ると距離が長かったか状態面の影響の印象で決して力負けではないはず。

新馬戦では逃げて上がり33.6の脚を使っておりトップスピード戦にも対応できる下地は十分。

またその新馬戦の2,4,5着馬が未勝利を勝ち上がりと言うハイレベル戦であった事も高評価に繋がります。

前走の敗戦で人気を落とすようであれば狙う価値がある一頭かもしれませんね。

総合評価:A

ビゾンテノブファロ

デイリー杯ではロスなく乗って上位に離されての4着。

他のレースでも目に止まる事はなく今回は軽視。

総合評価:C

ピンクカメハメハ

近走の内容から評価は出来ません。

総合評価:C

ブルースピリット

【秋明菊賞】

トラックバイアス:若干インコース有利

展開:ハイペースの持続力勝負

ラップ:12.2 – 10.5 – 11.1 – 11.6 – 11.7 – 11.5 – 12.7

イン前有利のバイアスの中単騎で逃げての1着。

ただラップ的にはテン:4F 45.4 – 上がり:4F 47.5でー2.1とスピードの持続力を評価出来るものではあります。

ラップ比較をすれば恐らく逃げるのはこの馬。

ただ過去2走はいずれも小回りコースで行われた1200~1400質の速い流れを押し切るといった内容で阪神マイルでのトップスピード戦への適性は示していません。

バイアスが再度イン前に出るようであれば抑えたいですが先週までの馬場が継続するようであれば今回は軽視です。

総合評価:C

ホウオウアマゾン

【デイリー杯2歳S】

トラックバイアス:若干インコース有利

展開バイアス:ミドルペースの持続力勝負

ラップ:12.9 – 10.9 – 11.2 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 10.9 – 12.0

ラップだけ見れば最初の1Fが遅かったとはいえ中盤11秒台半ばのラップが続く中でL3→L2でギアチェンジの質も求められたトップスピード戦。

そもそも11秒台中盤のラップが続く中でL2F目で10.9のラップを刻めること自体優秀でレコード決着も頷ける一戦。

ただ以上に時計が速かった開催である為、そもそも時計だけでの評価は禁物でしょう。

イン前有利のバイアスを番手追走しての2着。

勝ったレッドベルオーブとポジションの違いは殆どなく決め手の差分交わされた印象。

2走前の野路菊Sはイン前有利のバイアスを超スローの単騎逃げでの勝利。

3走前の未勝利戦も前が止まりにくい展開での番手追走とかなりバイアスが向いたレースばかり。

その為、実績程能力面を高く評価は出来ず先週のような外からも差しが届く馬場であれば軽視したいです。

総合評価:B

マーチリリー

ダート→芝替わりを自分では評価出来ません。

総合評価:Ⅽ

モントライゼ

【京王杯2歳S】

トラックバイアス:外差し

展開バイアス:ミドルペースの瞬発力勝負

ラップ:12.1 – 10.6 – 12.0 – 12.4 – 11.4 – 11.3 – 12.0

中盤が12秒台で落ち着いたマイル質のレース。

また直線で馬場の悪い内目を走る馬が多かった影響で外目をスムーズに走れた馬にバイアスが出ています。

その流れを2番手で追走し直線は馬場の良い外目に持ち出しての1着。

マイル質の瞬発力勝負で勝ったこと自体はもちろん評価出来ます。

ただ内容的には馬場の良い所を走らせたルメール騎手の好騎乗もあり、それでこの着差というのは個人的に高い評価はしにくいです。

2走前の小倉2歳Sはハイペースを番手追走してメイケイエールの2着と非常に強い内容。

未勝利の勝ちっぷりまで合わせるとやはり前走の内容は物足りなさが残ります。

その為、マイル質のトップスピード戦は適性外の可能性が高いです。

ルメール騎手継続騎乗で人気にもなるでしょうし現段階では高い印は回さない予定。

総合評価:B+

レッドベルオーブ

【デイリー杯2歳S】

トラックバイアス:若干インコース有利

展開バイアス:ミドルペースの持続力勝負

ラップ:12.9 – 10.9 – 11.2 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 10.9 – 12.0

ラップだけ見れば最初の1Fが遅かったとはいえ中盤11秒台半ばのラップが続く中でL3→L2でギアチェンジの質も求められたトップスピード戦。

そもそも11秒台中盤のラップが続く中でL2F目で10.9のラップを刻めること自体優秀でレコード決着も頷ける一戦。

ただ以上に時計が速かった開催である為、そもそも時計だけでの評価は禁物でしょう。

その流れをインの3番手を追走し直線も内ラチ沿いから伸びて来ての1着。

ポジションの差を考えれば2,3着馬と大きな差はないように感じます。

新馬戦では直線不利がありながらストゥーティにアタマ差まで迫った強い内容。

未勝利戦は途中から逃げる形になるがスピードの違いで圧勝と未だ底を見せていません。

トップスピードの質に対しても前走で証明済みで今回ももちろん人気にはなるでしょう。

それ故、前走のアタマ差での辛勝は慎重に考えたくデイリー杯のレベルの低さはやはり気になります。

総合評価:B+

ロードマックス

【京王杯2歳S】

トラックバイアス:外差し

展開バイアス:ミドルペースの瞬発力勝負

ラップ:12.1 – 10.6 – 12.0 – 12.4 – 11.4 – 11.3 – 12.0

中盤が12秒台で落ち着いたマイル質のレース。

また直線で馬場の悪い内目を走る馬が多かった影響で外目をスムーズに走れた馬にバイアスが出ています。

その流れを後方の外目を追走し直線大外から上がり最速で追い込んでの2着。

外差しのバイアスに恵まれた印象はありますがトップスピードの質や瞬発力を高く評価出来る内容です。

前走の内容及び2走前のタフな馬場コンディションで先行しての敗戦を踏まえるとこの馬は良馬場でのトップスピード戦に適性があると見ていいでしょう。

その為、トップスピード戦が想定され時計が速く外からも追い込める今の阪神マイルは絶好。

モントライゼが人気になる今回馬券妙味を考えればこちらの方が良いと思います。

総合評価:A

朝日杯FS2020出走予定馬の注目馬

【朝日杯FS2020出走予定馬の注目馬】

・ドゥラモンド

それでは週末の予想記事をお楽しみに!