全頭診断

【馬券妙味あり】NHKマイルカップ2022全頭診断

こんにちは、ゆうやです。

競馬歴は11年程、試行錯誤を繰り返し今では年間回収率100%以上を達成しております!

たかし君
たかし君
先週の天皇賞は固かったし今週のNHKマイルカップもセリフォスは鉄板ですか?
ゆうや
ゆうや
いや、今週は十分馬券的にも面白いレースが期待できそうですよ!

 

抜けた存在がいない3歳世代のマイル路線。

セリフォス、ダノンスコーピオンあたりが人気になりそうですが果たして人気通りの決着になるのでしょうか。

そこで今回はNHKマイルカップのレース質と出走予定馬全頭診断を行っていきます。

下記に当てはまる方は是非最後までご覧ください。

こんな方に読んで欲しい

・NHKマイルカップを当てたい

・自分の予想と照らし合わせたい

・予想の考え方を学びたい

ただ印を公開するのではなく、その予想に至った根拠を示します。

根拠ある予想ができれば回収率100%越えも夢ではないですからね。

下記が現段階のNHKマイルカップ注目馬です。

ゆうや
ゆうや
何故、上記2頭に注目したのか解説していきます!

NHKマイルカップ2022レース質

東京競馬場引用:競馬ラボhttps://www.keibalab.jp/db/race/202205080511/course.html

[過去10年の平均ラップ]

12.2-10.8-11.5-11.8-11.9-11.3-11.4-12

前半3F:34.5 後半3F:34.7

この時期の東京は芝の育成状態が非常に良好。

その為、NHKマイルカップも前傾質のスピード決着になりやすく、過去10年の平均ラップのように基本は11秒台で流れる。

とはいえ、中盤で若干緩む事が多いのでその分最後の直線でも一脚使えるトップスピードも求められる舞台。

メンバー構成を考えると先手を主張しそうなのがジャングロ、オタルエバーらへん。

この二頭は共に短距離路線で逃げて勝利した経験があるが、近走の内容を考えるとこの舞台で乱ペースを作る印象までは持てない。

よって、今年は平均ラップに近い多少中盤が緩む展開が想定され、11秒台後半のラップを追走できる基礎SPその流れでラストも脚を使えるトップスピードが求められる。

また先週までの東京芝はフラットに近い馬場状態ではあるが、ロスなく運んだ好位の馬達が好走していた印象なのでバイアス面の比重にも重きをおいて予想を完成させたい。

・基礎SP(11秒台後半レベル)

・上記流れでのトップスピード

NHKマイルカップ2022出走予定馬全頭診断

【指数の内容】

適性面 レース質で表した「求められる適性」をどの程度持ち合わせているかの指標
能力面 各馬の純粋な能力面での比較
総合評価 能力面・適性面を総合的に判断した評価

※全頭診断は当日の馬場状態や展開等によるバイアス面を抜きとした「適性面」、「能力面」のみで比較したものになります。

よって高評価=本命という訳でもない事をご了承ください。

最終予想はレース当日までにブログ記事またはTwitter(https://twitter.com/yuya_keibariron)で報告致します。

※除外対象馬は診断を行いませんのでご了承ください。

アルーリングウェイ

前走は好位の内目で流れに乗っての8着。

イン前有利の馬場であったことを考えるとバイアスに恵まれていた内容と見るのが妥当。

ただ上位陣も全てバイアスを味方にした馬達なので、着差を考えると牝馬限定戦のGⅠではそれなりに存在感は示せた。

2走前は番手追走からの抜け出し。

ポジションの差こそあれ、3着のルージュラテールは新馬戦でダノンスコーピオンとクビ差の競馬をした馬でありメンバーレベルは高かったレース。

ラップを見ても2F目からラストまで11秒台で流れており時計面でも評価ができる。

速いトップスピード戦というよりは2走前のような持続力が問われる流れの方が向くタイプなので東京マイルは合う印象。

内目の枠を引き、バイアスを味方に出来れば面白い存在ではある。

能力:B+

適性:B+

総合評価:B+

インダストリア

前走は後方から直線大外に出し追い込む大味な競馬での5着。

外差しも効く馬場であったとはいえ、ペースは遅くボーンディスウェイが3着に粘ったことを考えるとやはり前の馬に有利な展開。

またこの馬自身トビが大きいタイプで4角で外に振られ減速していた事を考えると小回り自体も合わない。

ただその割に直線だけで0.3差まで詰めた内容に自力の高さを感じた。

2走前はスタートを決め好位から楽に抜け出しての快勝。

ただこの時も3,4角で流れに乗れずトップスピードに入ったのはL1を過ぎてから。

それでいてノーステッキでのこの勝ちっぷりは文句なしの内容です。

基本的にマイル路線よりレベルの高いクラシック路線でも通用する地力を示せているのでGⅠのここでも期待は出来ます。

あとはバイアス面との兼ね合いで評価をしたいです。

能力:A+

適性:A

総合評価:A+

オタルエバー

前走は前傾3.4のHペースを後方から伸びてきての3着。

今まではスピードを活かした競馬を続けていただけにこの3着は新しい一面を見せた内容。

ただ前崩れの展開に恵まれた印象が強くメンバー自体もレベルが低い。

この馬は1400質の競馬で基礎SPを活かす形がベストなだけに、ここではトップスピード不足の懸念が強い。

持ち前の先行力を再度活かしてどこまでか。

能力:B

適性:B

総合評価:B

カワキタレブリー

前走は好位から伸びをかいての11着と見所はなし。

2走前もスローを番手から押し切っただけで今回は厳しい。

能力:B

適性:B

総合評価:B

キングエルメス

前走はインの3番手を追走しての3着。

イン前有利な馬場であった事を考えると、絶好位を追走してのこの内容は上位二頭と差を感じる。

2走前は番手追走から抜け出しての勝利。

この日の馬場も若干インが有利であったことを考えると枠と先行力を活かしバイアスに恵まれての勝利です。

短距離戦でも結果を出しているだけに東京マイルでの基礎SP面は問題なし。

ただ前走の内容からトップスピードが求めらる舞台ではキレ負けする可能性が高い。

持ち前の先行力とスピードを活かした競馬をしバイアス面を味方につけどこまでやれるか。

能力:B+

適性:B

総合評価:B+

ジャングロ

前走は好スタートを決め単騎で逃げての勝利。

この日は特段馬場差こそなかったが楽に逃げれた展開面の優位性はあっての1着です。

2走前は前傾+1.8の1200m戦を好位から抜け出しての快勝。

スタート後に煽る場面があったが余裕のある勝ちっぷりを見るとここでは力が違いました。

3走前には1200mでレコード勝ちをしているように、この馬は1200~1400mで基礎SPを活かした競馬がベスト。

前走こそ1600mで結果を出したが、トップスピードが分散される中山マイルで楽に逃げれた部分が大きかった。

4走前に今回と同舞台で6着に敗れていることも考えると適性面からは多少ズレがあるので人気になるようなら慎重に評価をしたい。

能力:B

適性:B

総合評価:B

ステルナティーア

前走はイン前有利の馬場を後方から外々を回る競馬で度外視可能。

2走前はスタート後に外の馬に外から入られ煽る場面がありリズムを崩した。

結果にどう影響したかは判断しにくいが不利があっての着順であったことは頭に入れておきたい。

新馬戦及び3走前は超スローのギアチェンジ戦で評価がしにくく、この馬の適性・能力面はまだしっかりと推し量れてはいない。

ただサウジアラビアRCのコマンドライン及びスタニングローズのその後の内容を考えると牡馬混合のGⅠでは荷が重い印象の方が強く、東京マイルではやや基礎SP不足が懸念するので高い評価まではしにくいです。

能力:B+

適性:B

総合評価:B

セリフォス

前走は好スタートから好位を追走し直線外に出しての2着。

この時の阪神芝は直線こそインが伸びないが道中はロスなく運んだ馬が好走していたのでクリスチャンの乗り方は完璧に近かった。

その為、更に外から差してきたドウデュースには力負けではあるがドウデュースが次走以降クラシック路線で健闘をし続けている事を考えるとセリフォスもマイル路線では高く評価ができる。

2走前は小頭数ではあるが終始ロスのある競馬で直線も唯一大外から伸びての1着。

着差こそわずかな勝利ではあるが内容は一頭抜けて評価ができるものでした。

前走よりももう一段階早い流れが想定される今回、基礎SP面に対して課題はあるが大きく評価を下げるものでもない。

あとはバイアス面との兼ね合いで評価を下したいが馬単体ではもちろん高い評価は必要です。

能力:A

適性:A

総合評価:A

ソネットフレーズ

前走はインの3番手を追走しての2着。

この時の馬場は若干イン有利であった為、勝ち馬との差は着差以上にあったように思える。

今回が3戦目ということもあり、能力面・適性面で推し量れていない部分の方が多いが好枠を引きバイアス面を味方に好位から競馬ができるようであれば侮れない存在だと思っています。

能力:B+

適性:B

総合評価:B+

ソリタリオ

前走はイン前有利なバイアス面で後方からの競馬で度外視可能。

2走前はインが有利な馬場で好位の外目を追走しての2着。

勝ち馬が外枠からインの3番手に入れていた事を考えるとソリタリオには着順以上の評価が妥当です。

東京マイルにも対応できる基礎SPは2,3走前で証明しているが若干トップスピードに欠ける印象がある。

またクラシック路線の相手とも好走してきた馬がいる今回は地力面で劣る部分もあり高い評価まではしにくいです。

能力:B

適性:B+

総合評価:B+

タイセイディバイン

前走は好位の外目を追走しての4着。

ダノンスコーピオンにこそ力負けではあったがインが有利な馬場で終始ロスのある競馬をしていた事を考えると決して悲観すべき内容ではありません。

2走前も直線で追い出しが遅れながらの2着であり、初めての1400m戦であったことも加味すれば十分な内容。

デビューから3戦は2000mを使われていたが近2走の内容を考えると東京マイル向きの基礎SPも持ち合わせており、その中でのトップスピードも証明済み。

また先行力があるのも魅力的。

人気にならなそうなタイプなだけに非常に楽しみな一頭です。

能力:A

適性:A

総合評価:A

ダノンスコーピオン

前走はイン前有利の馬場で終始ロスのある競馬。

直線で若干追い出しが遅れたことも考えれば着差以上に評価ができる内容でした。

2走前はレース前から状態面に対して疑問があり結果見所なしでの7着とここは度外視。

3走前は中段インで脚を溜め、直線馬群に間を割って伸びての3着。

直線で進路をなくした場面があり追い出しが若干遅れた事を考えるとセリフォスとの差は殆どない。

能力面は素直に評価も、東京マイルはこの馬にとって若干忙しい印象。

またバイアス面から差し損ねる懸念点はある為、慎重に評価をした一頭です。

能力:A

適性:B+

総合評価:A

ダンステヴュー

前走は流石にメンバーが強過ぎたが現状の力は示せた内容。

2走前は枠の利を活かし内目でロスなく立ち回っての2着。

1着のマテンロウレオは4角でダンステヴューより外に出し追い込んでいた為、着差以上に能力差はある印象。

1800~2000mを中心に使われてきた馬なだけに東京マイルに対応できる基礎SPは疑問が残る。

また自力面においてもGⅠのここではワンパンチ足りない印象。

能力:B

適性:B

総合評価:B

トウシンマカオ

前走は超Hペースの前崩れの中、先行勢で唯一掲示板を確保。

また直線で前が詰まり追い出しが遅れた不利も重なり、この内容での5着は悲観すべきものではない。

2走前はイン前有利なバイアスの中、好位の外目を追走しての1着。

ポジションの差はあれどファルコンSの勝ち馬プルパレイ0.2差をつける強い内容です。

3走前は前傾1.1のHペース戦を外付き3番手から粘っての6着。

今回上位人気が想定されるセリフォスやダノンスコーピオンに離されてはいますが、前の馬に厳しい流れを先行してのこの6着は決して悪くない内容です。

ファルコンSではテンの3F33.1を先行しラストも脚を支えていただけに東京マイルへの基礎SP面に不安はなし。

また2走馬には先行し上がり3F33.1の脚も使えている。

朝日杯の内容からは、上位勢共そこまで地力面での差は見受けられない為、持ち前の先行力を活かしバイアスに恵まれるようであればk楽しみな馬です。

能力:A

適性:A

総合評価:A

フォラブリューテ

前走はバイアスに反した競馬とはいえ見所はなし。

2走前はインが有利な馬場で道中ロスなく運び、4角で外に出しての1着と鞍上の好騎乗も光った内容。

この舞台では評価はしにくいです。

能力:C

適性:B

総合評価:C

プルパレイ

前走はHペースの前崩れの中、中段のインで脚を溜め直線もロスなく立ち回っての1着。

展開に恵まれた内容ではあるがアーリントンC2着のタイセイディバインに0.3差をつけた内容は十分評価に値します。

2走前は東京の開幕週で前が止まらない流れの中、出遅れ最後方から直線大外に出しての2着と負けて強しの内容。

3走前はインの3番手を追走し直線も内目を選択しての8着。

伸びない内を選択したとは言え直線で伸びを欠いた印象が強いです。

また4走前は道中で先頭を奪う競馬となったがカワキタレブリーにも差されたのはいただけない。

上記の3,4走前の内容を考えるとこの馬にとってマイルは長くベストは恐らく1400m。

未勝利・1勝クラスはマイルで勝ち上がっているが1勝クラスの内容は超スローで上がりだけの競馬、未勝利は芝で勝ち上がれていない格下相手に0.1差の勝利と1400m戦での勝ちっぷりを考えるとどうしても見劣りする内容。

その為、今回の舞台では評価がしにくく次走以降距離短縮で狙いたい。

能力:B+

適性:C

総合評価:B

マテンロウオリオン

前走は3角でリズムを崩しポジションを下げる不利がありながら大外から追い込んでの2着。

勝ち馬が楽に逃げていただけにこの2着は負けて強しの内容です。

2走前は外枠ながらインの3番手を追走しての1着。

この日の中京芝はインが有利だっただけに鞍上のファインプレーも光った内容です。

この馬はピッチ走法ゆえ、前走のような機動力が活かせる競馬がベストのように思える。

自力面においてもGⅠのここではワンパンチ足りない印象が強く高い評価まではしにくいです。

能力:B

適性:B

総合評価:B

まとめ:NHKマイルカップ2022現段階での注目馬

今回はNHKマイルカップ2022の出走馬全頭診断を行いました。

今回求められる適性は以下の通りです。

・基礎SP(11秒台後半レベル)

・上記流れでのトップスピード

そして上記を踏まえての注目馬は以下の通り。

あとは当日の馬場状態を確認し枠順とその並びを加味して予想を完成させます。

予想記事は週末に更新するので是非お楽しみに。

以上、ゆうやでした!