全頭診断

【妙味あり】クイーンS2021出走予定馬を全頭診断予想!

・クイーンS2021のポイント徹底解説

・クイーンS2021出走予定馬全頭診断

・現段階での最有力候補

【登録頭数:15頭】(フルゲート:14頭)
マジックキャッスル
テルツェット
シャムロックヒル
フェアリーポルカ
シゲルピンクダイヤ

ドナアトラエンテ
ローザノワール
ウインマイティー
クラヴァシュドール
アラスカ

イカット
ルビーカサブランカ
サトノセシル
マイエンフェルト

以下、除外対象馬
ラキ

※除外対象馬は診断を行いませんのでご了承ください。

クイーンS2021のコース解説!

引用元:https://www.keibalab.jp/db/race/202108010211/course.html

今年は函館1800mでの開催。

この舞台はスタートから最初の1コーナーまでが276mと短くペースが落ち着きやすいのが特徴。

また今週からAコース→Bコースへのコース替わりであり馬場状態の変化にも留意が必要。

コースの形態からも前残りには注意が必要で4角では先団に取り付ける先行力or機動力に富んだ馬を中心視したい。

またコーナー4つの小回りコースという事でいくらペースが落ち着こうとも基本は瞬発力<持続力の舞台。

その為、スピードの持続性能は必須であり上がりがかかる洋芝への適性も合わせて重要視が必要。

それではここで1回まとめます。

1.コース形態から4角で先団に取り付いておく為の機動力or先行力

2.瞬発力<持続力の舞台である事から、スピードの持続性能は必須、それに合わせて上がりがかかる洋芝適性もあれば◎

上記2つが今年のクイーンSで重視したい適性面になります。

ゆうや
ゆうや
札幌1800mとは求められる適性は異なるので例年とは頭を入れ替えて予想を考える必要がありますね!

クイーンS2021出走予定馬全頭診断!

【指数の内容】

適性面 レース質で表した「求められる適性」をどの程度持ち合わせているかの指標
能力面 各馬の純粋な能力面での比較
総合評価 能力面・適性面を総合的に判断した評価

※全頭診断は当日の馬場状態や展開等によるバイアス面を抜きとした「適性面」、「能力面」のみで比較したものになります。

よって高評価=本命という訳でもない事をご了承ください。

最終予想はレース当日までにブログ記事またはTwitter(https://twitter.com/yuya_keibariron)で報告致します。

アラスカ

過去の1着、2着は全て函館、札幌という様芝巧者。

しかし前走の五稜郭Sの内容を見る限りOPクラスでは能力差がある印象は否めず、先行力や機動力も足りてこない。

今回は軽視予定です。

適性面:B

能力面:C

総合評価:C

イカット

洋芝のレースで見れば(3-0-1-1)と抜群の成績。

ただ好位でうまく立ち回って小差の勝利であった2勝クラスの内容を考えると重賞の今回高い評価は与えにくい。

適性面:B

能力面:C

総合評価:C

ウインマイティー

【紫苑S】

TB:イン有利

レースラップ:12.4 – 11.4 – 12.5 – 12.8 – 12.7 – 12.4 – 12.0 – 11.8 – 12.0 – 12.1

中山2000mらしく前半ペースが落ち着いたL4からのロンスパ持続力戦。

TBがイン有利で出ていた為、好位追走の馬が上位を独占したレース質でその流れをゲートで立ち遅れ後方からの競馬、L4の手前から追い出しを開始し終始ロスの大きい競馬での6着。

インが有利なTBの中バイアスに反した内容でのこの6着は個人的に評価大です

また前半スロー→L4からのロンスパ戦というレース質も今年のクイーンSと類似する部分は多い印象なのも好感が持てます。

上述した通り昨年の紫苑Sの内容は負けて強しの内容であり6着ながらメンバー最上位の評価を上げたいレベル。

しかしその後の近3走は着順が伴わず今回人気をガクッと落とす印象がありますが個人的に見限るには早計だと思います。

秋華賞…Hペースによる前崩れの展開で流れがタフ過ぎた

エリザベス女王杯…不得意な瞬発力勝負でのキレ負け

愛知杯…秋華賞同様、前が飛ばす流れはタフ過ぎた

つまりこの馬は前半緩んだ流れからトップスピードを長く持続させるレースでこそ実力が発揮される馬だと思っています。

そしてこの函館1800mは正にこの条件に当てはまる舞台。

紫苑Sで0.1差のマジックキャッスルが今回ダントツの1番人気になりそうな今回、食指が動くのはこちらの馬ですね。

適性面:A+

能力面:A+

総合評価:A+

クラヴァシュドール

【米子S】

TB:フラット

レースラップ:12.8 – 11.2 – 11.4 – 11.7 – 11.7 – 11.6 – 11.9 – 12.7

重馬場開催でL1が余計にかかったタフなレース質。

その流れを中段の外目を追走し直線も大外から追い込んでの3着。

リステッド競争のマイル戦という決してメンバーレベルは高くない1戦でこの内容は特段評価に値しません。

前走は距離は違えど上がりがかかるレース質だった事を考えると今回とリンクする部分はある。

また過去のレースを考えても特に見どころがあったレースは、イン前有利のTBの中大外から追い込んできたローズSでありこの内容を考えるとトップスピード戦の方が合う印象。

また機動力に富んだ印象もなく小回りよりも大箱コースで買いたいタイプで今回は軽視です。

適性面:C

能力面:B

総合評価:C

サトノセシル

【洞爺湖特別】

TB:若干インコース有利

レースラップ:12.3 – 11.2 – 11.7 – 12.1 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 11.5 – 12.2

中盤緩んでの小回りトップスピード戦でありイン有利のTBにより内でロスなく運んだ馬が上位を独占したレース質。

その流れを単騎で逃げての勝利とバイアスに恵まれた印象は拭えない。

この馬もイカット同様重賞の今回でも評価を与えるまでのパフォーマンスは見せていない。

ただこの馬自体先行力があり単騎で再度逃げを打ちバイアスに恵まれるようであれば完全に無視までは出来ない印象はあります。

適性面:B

能力面:B

総合評価:B

シゲルピンクダイヤ

【VM】

TB:インコース有利

レースラップ:11.9 – 10.8 – 11.6 – 11.7 – 11.6 – 11.2 – 10.9 – 11.3

VMにしては若干中盤で緩み例年以上にトップスピードの質が求められた総合戦。

またTBはインが有利で出ており道中ロスなく運んだ馬の好走も目立ったレース質。

その流れを好位のインを追走し直線もスムーズな立ち回りを見せての5着と枠の利を活かした和田騎手の好騎乗で着順なみの評価はし難い印象です。

上述した通りVMは特段評価できるものではない。

ただ好位の外目を追走しボッケリーニの2着に入った4走前の中日新聞杯は一考の価値がありこの内容だけ走れば牝馬限定戦のここでは足りる印象。

最近はゲートも良く好位から競馬が出来るのもプラス材料で現段階では高い評価を与えたい一頭です。

適性面:A

能力面:A

総合評価:A

シャムロックヒル

【マーメイドS】

TB:フラット

レースラップ:12.6 – 11.1 – 12.4 – 12.4 – 12.3 – 12.3 – 12.0 – 11.7 – 11.6 – 12.0

前半+1.2のスローで流れL4から12.0 – 11.7 – 11.6 の加速ラップが踏まれた一戦。

上述のラップは逃げたシャムロックヒルが記録したものなので後方から外を回る馬にとってはそれ以上のラップを記録したことになりコーナーの加速負荷が強かった一戦。

つまりコーナーでロスなく運んだ馬にバイアスが向いたレースでありシャムロックヒルは相当展開に恵まれたと見ていいでしょう。

今回はサトノセシルやローザノワールといった同型がおり別定戦でハンデ差の優位性もない。

前走同様バイアスに恵まれれば好走の芽はあるが個人的に高い評価は不要です。

適性面:B

能力面:C

総合評価:C

テルツェット

【ダービー卿CT】

TB:フラット

レースラップ:12.3 – 11.0 – 11.0 – 11.3 – 11.5 – 11.8 – 11.8 – 11.9

マイスタイルがテンから非常に速い逃げを打ち前後半でー1.4の前傾戦。

その為、外からも追い込める展開の中後方から大外を回ってきての1着。

差し・追い込み馬に展開が向いたとはいえ馬群が縦長でペースの割に前も残るレース質であった事を考えるとこの1着は素直に評価に値します。

また2着のカテドラルは中京記念でも負けて強しの2着に好走しておりメンバーレベルも悪くありません。

この馬はピッチ走法ゆえの機動力・小回り適性が1番の武器。

そしてその条件に当てはまったのが2走前のダービー卿でハンデに恵まれたとはいえ強い内容でした。

条件戦では東京での瞬発力勝負を着差以上の内容で勝ち上がっているがこれはこの馬本来のポテンシャルでもあり牝馬限定戦のGⅢであればここでも能力は上位と見ていいでしょう。

近走は1600mを中心に使われているが新馬戦では1800mで強い内容で走れておりゲートが悪く先行力がない事を考えると距離延長はむしろ向く印象まであります。

前走が案外でしたが今回ルメール騎手への乗り替わりも考えると簡単に消す事は出来ない一頭ですね。

適性面:A

能力面:A+

総合評価:A+

ドナアトラエンテ

【福島牝馬S】

TB:フラット

レースラップ:12.6 – 11.3 – 11.9 – 12.4 – 12.4 – 12.1 – 11.2 – 10.9 – 12.1

新潟外回りらしく前半〜中盤ペースが緩んでの瞬発力勝負。

馬場もまだインが使えた為、その分前に行った馬がそのまま残る前残りのレース質の中、好位の外目を追走し直線外から追い込んでの2着。

追い出しが若干遅れておりその分届かなかった印象で負けて強しの好内容です。

この馬は前走や条件戦の内容から上がりの速さが求められるトップスピード戦がベストの馬。

その為、時計のかかる小回りの函館が条件として向く印象はなく人気になりやすいタイプである事も考慮すると今回は控え目な評価をしたい。

適性面:B

能力面:A

総合評価:B+

フェアリーポルカ

【中山牝馬S】

TB:フラット

レースラップ:13.1 – 12.1 – 12.5 – 12.5 – 12.4 – 12.3 – 12.7 – 12.8 – 14.4

大雨の影響で不良馬場での施工。

またL4から減速ラップとなっており非常にタフさが求められた一戦の中、後方から競馬を進めL5付近から開いた内目を一頭だけ進出。

4角でもインからポジションを上げていき直線の入りでは先団に取りつき抜け出しを図っての3着。

荒れた馬場、タフなレース質を物ともしないこの馬らしい内容です。

2年連続不良馬場での競馬となった中山牝馬Sや福島牝馬Sなどでの内容を考えるとこの馬は機動力を活かせる小回り戦で上がりがかかる舞台がベストのタイプでそれはピッチ寄りの走法にも由来する。

その為、初の函館競馬場も条件としてはベストに近く好走する可能性は高いでしょう。

また中山牝馬SではVM2着のランブリングアレーや七夕賞2着のロザムールと0.1差の競馬をしており牝馬限定戦のここでは能力も上位で期待が持てる一頭です。

適性面:A+

能力面:A

総合評価:A

マイエンフェルト

前走は札幌の開幕週の馬場をインで競馬を進めての1着。

ハンデにも恵まれており重賞の今回評価ができる内容ではありません。

適性面: B

能力面 :C

総合評価:C

マジックキャッスル

【VM】

TB:インコース有利

レースラップ:11.9 – 10.8 – 11.6 – 11.7 – 11.6 – 11.2 – 10.9 – 11.3

VMにしては若干中盤で緩み例年以上にトップスピードの質が求められた総合戦。

またTBはインが有利で出ており道中ロスなく運んだ馬の好走も目立ったレース質の中、中段のインで足を溜め直線も内をついての3着。

GⅠ3着の実績は流石だが内枠の利を最大限活かした内容であった事は慎重に判断をしたい。

この馬は瞬発力戦でも持続力戦でも安定的に能力を発揮してくる万能型故、それなりの着順でいつも好走してくるが勝ちきれない競馬が多く後方からの脚質であることから展開にも左右される。

今回VM3着が評価され1番人気が想定されるが、同じインで足を溜め直線外に持ち出すのに苦労したランブリングアレーを物差しにするとここでも決して抜けた存在ではないように思え高い評価はし難い印象です。

適性面:B+

能力面:A

総合評価:A

ルビーカサブランカ

【五稜郭S

TB:フラット

レースラップ:12.3 – 12.1 – 12.4 – 12.1 – 12.0 – 12.0 – 12.0 – 11.6 – 12.1

テンの2F目でも12秒台のラップが記録されるSペースであり、その後L3から後続各馬が進出を開始する持続質のレース質。

その流れをスタートで出遅れ最後方からの競馬、各馬の進出に伴い一緒に上がっていくが出遅れの影響が強く前を捉えきれずの3着。

出遅れ+内枠で追い出しが遅れた分の0.2差であり内容としては悲観すべきものではありません。

また3勝クラスではあるが勝ち馬のモンブランテソーロや2着のサクラトゥジュールはOP以上でも活躍が期待される実力馬である事を考えるとこの3着は価値があります。

この馬は機動力に富んだ持続力タイプの馬であり函館の1800mは確実に合う。

能力的にも条件戦上がりで格下に見られているが秋華賞3着のソフトフルートや巴賞の勝ち馬サトノエルドールと小差の競馬をしており重賞のここでも見劣りはしない印象。

実際ここに出走してくるかは現時点で未確定だが出走してくるようでれあればとても楽しみな一頭です。

適性面:A

能力面:A

総合評価:A

ローザノワール

谷川岳Sの内容を考えても流石に厳しい。

適性面:C

能力面:C

総合評価:C

クイーンS2021出走予定馬の注目馬

【クイーンS2021出走予定馬の注目馬】

・ウインマイティ

・フェアリーポルカ

・ルビーカサブランカ

・テルツェット

それでは週末の予想記事をお楽しみに!

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