【アルゼンチン共和国杯2021 】
◎4ロードマイウェイ
○10オーソリティー
全頭診断(https://12251992.com/myoumi-ari-aruzenchin-kyouwakokuhai-2021-syoso-yoteiba-zentousindan/)でも述べましたが過去10年のアルゼンチン共和国杯の平均ラップは以下の通り。
7.3-11.4-11.6-12.4-12.5-12.3-12.6-12.5-12.3-12.2-11.5-11.3-11.9
L4⇨L3で0.7の加速が入っている瞬発力戦であり、トップスピードの質とギアチェンジ性能が求められると書きました。
ただ今回のメンバーと枠の並びを考えると1番人気が想定されるオーソリティーは恐らく好位の外目を追走するはずで、騎手心理から各馬は早めに捕まえに行く競馬が想定されます。
その為、前半はスロー濃厚ですが平均ラップほどギアチェンジが求められるレース質ではなくトップスピードとその持続性能もいくらか要求されてくるはず。
よって、中・長距離のレースで上がりの速さとその持続力を活かし好走をしてきた馬を狙いたい。
また土曜日の東京芝はフラット〜若干インが有利なトラックバイアス。
スローの展開も加味し前にいける馬やロスなく運べる馬をバイアス面からは中心視したいです。
そこで本命は4ロードマイウェイ。
全頭診断でも書いた通り、この馬はストライドが広く器用さを欠くタイプなので内枠よりも外枠の方が良いタイプ。
ただそれでも今回本命に押した理由は、ズバリ岩田父への乗り替わりです。
岩田父は皆さんご存知の通り、イン付きの名手でありポジションを積極的に取りに来るタイプの騎手。
その為、現在の東京芝でこの枠とメンバー構成を考えると積極的にポジションを取りに行ってくれると踏んでむしろこの枠を最大限に活かしてくれると読みました。
馬単体で見ても前走の内容から距離は問題なく、上述したようにある程度トップスピードが分散されそうな今回はむしろベストに近いとも思えます。
能力的にも着差以上に強い内容で走ってきた馬なので低調なメンバーのここでは足りる筈。
希望的観測が強いのは承知していますが単勝で30倍ほどつくのであれば一発を狙う価値は十二分にあるでしょう。
そして対抗はオーソリティー。
骨折明けのトップハンデという条件ではあるがこの舞台でこのメンバー、バイアスにも恵まれそうでルメール騎手ときたら特段嫌う必要もないと判断しました。
