・秋華賞のポイントを徹底解説
・秋華賞出走予定馬を全頭診断
・現段階での最有力候補
【登録頭数:21頭】(フルゲート:18頭)
優先出走馬
オーマイダーリン
パラスアテナ
マルターズディオサ
ムジカ
リアアメリア
賞金上位馬
デアリングタクト
ウインマリリン
サンクテュエール
ミヤマザクラ
アブレイズ
ウインマイティー
クラヴァシュドール
ホウオウピースフル
マジックキャッスル
デゼル
抽選対象馬(3/6)
クラヴェル
ソフトフルート
ダンツエリーゼ
フィオリキアリ
ミスニューヨーク
レイパパレ
※除外対象馬は全頭診断を行いませんのでご了承ください。
目次
秋華賞2020のコース解説・傾向解説!
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引用元:https://www.keibalab.jp/db/race/202010180811/course.html
【コース解説・レース傾向】
スタートから最初のコーナーまでは309mと短くテンの入りは激化しやすい。
逃げ馬の動向次第だが1コーナーと3コーナー坂の上りでペースが緩みやすいくらいで基本的にはワンペースの速いラップが形成される。
その為、外目をスムーズに回ってこれる差し馬に分があるレース。
【適性】
・スピードの持続力
・追走力
・機動力
【トラックバイアス】
先週の京都芝は内外フラット。
ペースが遅くても外差しが決まっていました。
現段階では、今週も極端なバイアスは出ないイメージです。
【展開面】
特別登録の時点で逃げ馬不在。
しかし色気を出して先手を主張する馬が出てきそうな印象がありますし、コース形態を考えてもそこまでペースは緩まないと思います。
ただ直線が短いコーナー4つの小回りコースですから4角ではそれなりの位置にいる必要はあるでしょう。
以下でまとめました。
【コース解説・レース傾向】
ワンペースの速いラップが形成されやすく外目をスムーズに回ってこれる差し馬に分があるレース。
【適性】
・スピードの持続力
・追走力
・機動力
【トラックバイアス】
内外フラットで外差しも届く
【展開面】
逃げ馬不在であるがバイアスは無し。しかし4角で好位のポジションは欲しい
秋華賞2020出走予定馬全頭診断!

【指数の内容】
総合評価 | 能力面・適性面(トラックバイアス、展開バイアス、ラップ適性、馬場適性)を総合的に判断した評価 |
---|
【指数の意味合い】
S | メンバー内で抜けていると判断した場合 |
---|---|
A+ | メンバー内でトップクラスの高評価 |
A | それなりの高い評価 |
B+ | 多少注意は必要な存在 |
B | 特別な買い要素は無し |
C | 厳しい |
アブレイズ
【ローズS】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローの瞬発力勝負
想定よりもペースが緩みトップスピードの質が求められた一戦での12着。
外付き3番手で流れに乗るも完全に切れ負けした印象です。
【オークス】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの瞬発力勝負
ペースはミドルですが中間が緩んだ影響で瞬発力勝負になり、トラックバイアスの恩恵もあって内でロスなく乗った馬が有利なレース。
その中で好位の外目3,4番手から一瞬は抜け出したもののその後伸びを欠いての17着。
これも完全に切れ負けした印象で瞬発力勝負は適性外でしょう。
【フラワーカップ】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ハイペースの瞬発力勝負
前半から11秒台の速いラップが続いていましたが残り4F目と3F目で逃げ馬が足を溜めています。
この事から前半ハイペースの後半ペースが落ち着いた事で直線では瞬発力も求められた一戦です。
その中で2番手から抜け出しての1着はそれなりの評価をしていいでしょう。
ただ2着のレッドルレーヴはその後凡走続きですしメンバーレベルは高くないと思います。
近2走はスローの瞬発力勝負で適性外。
そう考えると小回りコースで機動力を活かせる今回の舞台は合いそうです。
ただワンペースの持続力を求められるレース経験が無いので過剰に評価もしにくい。
逃げ馬不在の為、バイアスが前に向けば抑える価値はあるかもしれません。
総合評価:B
ウインマイティー
【紫苑S】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開バイアス:スローペースの持続力勝負
イン前にバイアスが向いた事で好位を追走した馬に分があったレース。
その流れをゲートで立ち遅れ最後方から。
終始外々を回らされ4コーナーでマクリ気味にポジションを上げ、最後追い込んできての6着。
着順自体は悪いですがレース内容を見れば一番強かったと思いますしスピードの持続力や機動力を高く評価出来ます。
【オークス】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの瞬発力勝負
ペースはミドルですが中間が緩んだ影響で瞬発力勝負になり、トラックバイアスの恩恵もあって内でロスなく乗った馬が有利なレース。
中段のインコースを追走し4コーナーで一頭分外に出しての3着。
バイアスに恵まれはしましたが持続質のこの馬にとって瞬発力勝負でのこの結果は価値が高いでしょう。
前走や忘れな草賞の内容からこの馬は持続力タイプである為、今回の舞台は合うはず。
今まで前半が流れるレースへの経験は無い為、追走力に関しては多少不安な点はありますが逃げ馬不在のこのメンバーであればそこまで問題視もしていません。
好位の外目で流れに乗れれば馬券内は十分狙える一頭です。
総合評価:A+
ウインマリリン
【オークス】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの瞬発力勝負
ペースはミドルですが中間が緩んだ影響で瞬発力勝負になり、トラックバイアスの恩恵もあって内でロスなく乗った馬が有利なレース。
16番枠でしたが上手くインコースに入れた横山騎手好騎乗での2着。
バイアスを完璧に読んだ騎乗内容の為、このレースで高い評価は与えにくいです。
【フローラステークス】
トラックバイアス:若干インコース有利(直線向かい風で逃げ・先行馬有利)
展開:ハイペースの持続力勝負
直線の向かい風の影響で後方からの馬は追い込みにくくなった為、イン前にバイアスが向いたレース。
その流れを内枠だった事からインの4.5番手を追走し直線も内を突いての1着。
ハイペースを先行押切と見れば好内容ですが、前半のハイペースは向こう正面の追い風の影響が強いと思っている為、位置取り的にウインマリリンは絶好だったはずです。
よってこのレースで過剰に評価はしにくいですね。
瞬発力勝負のオークスでも持続力勝負のフローラSでも好走している万能型。
先行力や追走力もありますしミモザ賞の内容も考えれば機動力もあるので今回の舞台も問題は無いでしょう。
ただ近2走の内容は何れもかなり恵まれてのものなので過剰に評価はしたくありません。
総合評価:B+
オーマイダーリン
【ローズS】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローの瞬発力勝負
各馬が外に出した影響でインを立ち回った馬に分があったレースで終始内ラチ沿いを追走しての2着。
バイアスにかなり恵まれての3着で評価はしにくいです。
条件戦では確実に良い脚を使って追い込んできた馬ですが前走の内容では流石にGⅠでは厳しい。
総合評価:B
クラヴァシュドール
【ローズS】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローの瞬発力勝負
各馬が外に出した影響でインを立ち回った馬に分があったレースで、終始外々を回らされ直線も大外から追いこんでの5着。
瞬発力勝負でのこの内容はむしろ高い評価を与えたいです。
【オークス】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの瞬発力勝負
ペースはミドルですが中間が緩んだ影響で瞬発力勝負になり、トラックバイアスの恩恵もあって内でロスなく乗った馬が有利なレース。
その流れを2,3番手の絶好位を追走しての15着。
直線での止まり方を見るからには距離ですね。
またスタート直後にポジションを取る為に出鞭も打っており、積極策が裏目に出た印象でここは度外視です。
【桜花賞】
トラックバイアス:若干インコースが有利
展開:ハイペースの消耗戦
馬場が重かった割に前半のペースが速く結果前の馬が残った非常にタフなレース。
この馬は3.4コーナーで挟まれ位置取りを下げる不利を受けています。
しかし最後盛り返し内を突いての4着なのでデアリングタクトに次ぐ高い評価が出来ます。
【チューリップ賞】
トラックバイアス:若干インコースが有利
展開:スローの瞬発力勝負
インの3番手絶好位から直線も内を突いての2着。
ミルコ騎手が完璧に乗った競馬でしたので2着とは言え少し物足りない印象。
また1.3着馬はいずれも持続質の馬なので瞬発力勝負でのこの結果は評価はいsにくいです。
桜花賞や阪神JFの内容を考えるとこの馬は持続力勝負が向いている印象。
小回りコースへの適性が鍵ですが、コーナー角がキツイ中京での内容を見る限り特別マイナスな事はなさそうです。
外目をスムーズに回ってこれれば高い評価はもちろん必要でしょう。
総合評価:A
クラヴェル
【三面川特別】
トラックバイアス:若干インコースが有利
展開:スローペースの瞬発力勝負
インの3.4番手を追走し直線も内を突いての1着はバイアスに恵まれてのもの。
2着馬以降の馬は次走敗戦していますし1000万下とはいえメンバーレベルは高くありません。
前走の内容では流石に厳しいでしょう。
総合評価:C
サンクテュエール
シンザン記念はイン前有利のバイアスに恵まれてのものでメンバーレベルも低いです。
ここでは厳しいでしょう。
総合評価:C
ソフトフルート
【夕月特別】
トラックバイアス:若干インコースが有利
展開:スローペースの持続力勝負
後方のラチ沿いを追走し直線も内を突いての1着。
この快勝はインに拘った川田騎手の好騎乗によるものですが、それでも1000万下で4馬身差は素直に評価して良いです。
またこのレースは残り5Fからのロンスパ戦であった為、スピードの持続力も高く評価出来ます。
前走の内容は高く評価出来ます。
追走力に乏しい印象はありますが外からも追い込める馬場状態であれば面白い一頭になるでしょう。
総合評価:B+
ダンツエリーゼ
初芝なので自分は評価出来ません。
総合評価:C
デアリングタクト
【オークス】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの瞬発力勝負
ペースはミドルですが中間が緩んだ影響で瞬発力勝負になり、トラックバイアスの恩恵もあって内でロスなく乗った馬が有利なレース。
その流れを後方馬群の中から直線外に出すも前が詰まる。
その後も進路がなかなか開かずに追い出せたのは残り400mを過ぎてからという内容での勝利。
着差以上に強い内容で瞬発力勝負への適性も見せた一戦。
【桜花賞】
トラックバイアス:若干インコースが有利
展開:ハイペースの消耗戦
馬場が重かった割に前半のペースが速く結果前の馬が残った非常にタフなレース。
その流れの中後方外目を追走し直線大外から追い込んでの快勝。
前に行った2頭で決まる流れを能力で押し切った非常に強い内容。
また重馬場やタフな流れの消耗戦に対しても適性を見せたレースです。
レース質が異なる桜花賞とオークスをいずれも着差以上の内容で勝っている事から、やはりこの馬はかなり抜けた存在です。
今回想定されるワンペース寄りの持続力勝負の経験はないが、極端にパフォーマンスを下げるイメージは湧かないのでここでも能力で押し切る可能性は極めて高いでしょう。
ただ1つ心配な点を挙げるとすれば「内枠を引いて直線競馬にならないケース」です。
京都の内回りは内がゴチャつきやすく今回は逃げ馬が不在な為、馬群も密集しやすい。
この馬自身機動力が求められたレースへの出走が無い為、内で包まれる形になると競馬に全く参加できずに終わってしまう危険性はあります。
競馬に絶対はありません。
内枠なら大波乱の芽が生まれるといった認識は持っていて損はないはずです
総合評価:S
パラスアテナ
【紫苑S】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開バイアス:スローペースの持続力勝負
イン前にバイアスが向いた事で好位を追走した馬に分があったレース。
その流れを終始外々を回らされ4コーナーで早めにポジションを上げて来ての2着。
この2着は位置取りの差分マルターズディオサに負けた印象で価値は高いです。
また持続質のレースだった事からスピードの持続力も高く評価出来ます。
瞬発力勝負で強い勝ち方をしたカーネーションCがありますが前走やラジオニッケイ賞の走りを見る限り持続力勝負の適性もある。
追走力に多少不安はありますが、外枠を引いてスムーズな競馬が出来れば馬券内は十分狙える一頭です。
総合評価:A
フィオリキアリ
【ローズS】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローの瞬発力勝負
各馬が外に出した影響でインを立ち回った馬に分があったレース。
その流れを中段の内目で追走し直線も内を突いての8着。
直線窮屈な場面もありましたが特に見所はありません。
やはり瞬発力勝負は不向きな印象です。
【西海賞】
トラックバイアス:内外フラット
展開:スローの持続力勝負
前半はスロー、残り5Fからペースが上がるロンスパ戦でトップスピードの持続性が求められたレース。
その中で逃げ馬から離れた2番手という絶好位から抜け出しての1着。
ボンオムトゥック相手に0.2差は評価出来ますし、持続力勝負への適性を感じる内容です。
【桜花賞】
トラックバイアス:若干インコースが有利
展開:ハイペースの消耗戦
馬場が重かった割に前半のペースが速く非常にタフなレースとなりました。
その中で追走に苦労し最後方からの競馬となるが直線馬群の間から伸びて来ての7着。
追走力に乏しく道中位置が下がりましたが直線ではしぶとく脚を使い持続力勝負への適性を感じます。
ただ内容的にも着順的にも上位入線馬とは流石に差がある印象ですね。
持続質のこの馬にとって京都芝2000mの舞台は好相性。
ただテンから流れるレースだと位置が下がってしまうので、ベストは中間緩むロンスパ戦であり高い評価まではしにくいです。
総合評価:B
ホウオウピースフル
【フローラステークス】
トラックバイアス:若干インコース有利(直線向かい風で逃げ・先行馬有利)
展開:ハイペースの持続力勝負
直線の向かい風の影響で後方からの馬は追い込みにくくなった為、イン前にバイアスが向いたレース。
その流れを好位の内目で流れに乗り、直線窮屈な場面がありながら狭い所を割って来ての2着。
直線スムーズなら買っていたとも思わせる内容で評価は出来ます。
フローラSの内容や切れ負けした印象のオークスを見る限り、この馬は持続質だと思うので今回の舞台は合うはず。
ただ前走は休み明けにしろ見所が全くなかった事とフローラS組を高く評価はしていないので、能力的に見劣ると思っています。
総合評価:B
マジックキャッスル
【紫苑S】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開バイアス:スローペースの持続力勝負
イン前にバイアスが向いた事で好位を追走した馬に分があったレース。
その流れを中段のインを追走し4コーナーで外目に持ち出し直線外から追い込んでの4着。
持続質のレースでそれなりに器用に立ち回れたこのレースは評価出来ます。
【オークス】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの瞬発力勝負
ペースはミドルですが中間が緩んだ影響で瞬発力勝負になり、トラックバイアスの恩恵もあって内でロスなく乗った馬が有利なレース。
その流れを最後方のラチ沿いで競馬を進め、直線前が詰まる不利を受けながらの5着。
道中ロスなく乗った恩恵はありますが不利を受けながらここまで追い込んできた内容は、瞬発力を高く評価できる内容です。
前走小回りコースの持続力勝負でもそれなりに走れてはいましたが、オークスの内容を見る限りこの馬は瞬発力タイプ。
ここでは高い評価まではしにくいです。
総合評価:B
マルターズディオサ
【紫苑S】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開バイアス:スローペースの持続力勝負
イン前にバイアスが向いた事で好位を追走した馬に分があったレース。
その流れ番手で流れに乗っての快勝。
持続力勝負で外から揉まれない競馬が出来れば堅実に走ってくる事を再度証明した好内容のレースです。
オークスは距離も長く不得意な瞬発力勝負、桜花賞はタフな馬場が合わなかった。
そう考えると持続力や機動力が求められる秋華賞の舞台はこの馬にマッチします。
外枠を引いて前走のように好位からスムーズな競馬が出来れば今回も馬券内は十分狙えます。
総合評価:A
ミスニューヨーク
【紫苑S】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開バイアス:スローペースの持続力勝負
イン前にバイアスが向いた事で好位を追走した馬に分があったレース。
その流れを中段の内目で流れに乗りスムーズな立ち回りを見せての5着。
このメンバー相手に善戦出来た事は評価出来ますが、内容を考えると上位に入着した馬やバイアス不利を受けたウインマイティの方が評価出来る内容でもあります。
流石に能力的に見劣り高い評価はしにくいです。
総合評価:B
ミヤマザクラ
【オークス】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:ミドルペースの瞬発力勝負
ペースはミドルですが中間が緩んだ影響で瞬発力勝負になり、トラックバイアスの恩恵もあって内でロスなく乗った馬が有利なレース。
その流れを中段のインコースで流れに乗り直線も内を突いての7着。
福永騎手が完璧に乗ってのこの結果ですから瞬発力勝負では分が悪いですね。
【桜花賞】
トラックバイアス:若干インコースが有利
展開:ハイペースの消耗戦
馬場が重かった割に前半のペースが速く結果前の馬が残った非常にタフなレース。
その流れを中段よりやや前目で流れに乗りしぶとく伸びて来ての5着。
タフな馬場や展開でそれなりに走れてはいますが、この内容であれば不利を受けたクラヴァシュドールを評価したいです。
クラシック2戦は評価出来ない内容ですが何れも適性外のレースだったと思います。
そう考えると小回りコースで持続力が求められる今回の舞台は、マイラプソディの2着になった京都2歳Sの舞台。
2歳までのマイラプソディは本当に強かったと思っているのでこの2着は適性面の裏付けと考え素直に評価して良いでしょう。
近2走で人気が落ちるようであれば得意のこの舞台での変わり身に期待したいです。
総合評価:A+
ムジカ
【ローズS】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローの瞬発力勝負
各馬が外に出した影響でインを立ち回った馬に分があったレース。
その流れを後方の内目を追走、徐々に外に持ち出しながら直線馬群を割りながら伸びて来ての2着。
各馬外に出しすぎていた影響はありますがそれでもこの2着は評価して良いと思います。
条件戦では持続質のレースでも好走していますが、前走の内容を見る限りベストは瞬発力勝負だと思います。
また2走前を見る限り機動力は高くないのでやはり今回の舞台は合わない気がしており高い評価はしにくいです。
総合評価:B
リアアメリア
【ローズS】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローの瞬発力勝負
各馬が外に出した影響でインを立ち回った馬に分があったレース。
その流れを好スタートから番手で折り合い直線も余裕の抜け出しでの完勝。
今までとは違うレースっぷりでのこの内容は高く評価。
やはり瞬発力勝負では安定して能力を発揮出来ますね。
【オークス】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:超スローの瞬発力勝負
瞬発力勝負にはなりましたがトラックバイアスの恩恵で内でロスなく乗った馬が有利なレースでした。
その中で中段よりやや後方の外目を追走し直線大外に出しての4着。
近走の内容から人気を落としていましたが瞬発力勝負になればやはり強い。
デアリングタクトを除けば一番の内容だったと思います。
前走やオークスの内容から瞬発力勝負で折り合いが付けばこの世代ではトップクラスの能力があります。
しかし今回はコーナー4つの持続質のレースが想定されるのでこの馬にとっては適性外。
阪神JFが持続力勝負となり全く見所なしでの大敗だった事から、今回は高い評価を与えにくい一頭です。
総合評価:B
レイパパレ
【糸魚川特別】
トラックバイアス:若干インコース有利
展開:スローの瞬発力勝負
頭数も少なく直線の長い新潟芝外回りコースという事でスローの決め手勝負になった一戦。
その流れをインの3番手を追走し直線も狭い所を割って来ての快勝。
ここでは能力が違うところを見せる強い勝ち方で瞬発力勝負への適性を感じます。
1000万下相手でのこの内容は今回のメンバー相手でも十分通用すると思えます。
しかし今までのレースは全てトップスピードの質が求められた瞬発力勝負であり持続力や機動力が求められるレースへの裏付けがありません。
個人的には過剰に人気をするようであれば嫌いたい気持ちの方が強いですね。
総合評価:B+
秋華賞2020出走予定馬全頭診断まとめ

ポイントをまとめました。
【コース解説・レース傾向】
ワンペースの速いラップが形成されやすく外目をスムーズに回ってこれる差し馬に分があるレース。
【適性】
・スピードの持続力
・追走力
・機動力
【トラックバイアス】
内外フラットで外差しも届く
【展開面】
逃げ馬不在であるがバイアスは無し。しかし4角で好位のポジションは欲しい
【現段階での最有力候補】
デアリングタクト
ザッとまとめた感じはこんな所です。
正直、トラックバイアスは当日になってみないと分からないですし、バイアス次第で予想はガラリと変わると思います。
それでは週末の予想記事をお楽しみに!