全頭診断

【ポイントは先行馬】傾向を見た函館記念2020出走予定馬全頭診断

たかしくん
たかしくん
「函館記念の出走登録馬を見たけど何が来るのか全く分からない…。あの馬もこの馬もなんか全部来そうだなー。穴を空ける馬はどいつなんだー!?」

こんな疑問に答えていきます。

・函館記念のコース、傾向を徹底解説

・函館記念出走予定馬を全頭診断

・現段階で狙うべき価値ありのお宝馬

夏の函館開催を締めくくる函館記念。

夏場のローカル重賞らしく一筋縄ではいかないメンバーが揃い予想も難解に思えますよね。

ただ函館記念は狙うべきポイントがハッキリしている簡単なレースでもあるんです!

そのポイントや傾向を踏まえた全頭診断になっていますので是非最後まで読んでみて下さい。

また僕の予想の仕方も↓の記事で徹底的に解説していますので、もし宜しければこちらもどうぞ。

【最高払い戻し金288万円】競馬予想の仕方教えます!  と疑問を抱えているあなたの悩みを解決出来る記事を書きました。 なぜなら、これから紹介する「競馬予想の仕方」を学び実践した...

【函館記念2020出走予定馬】 17頭登録、フルゲート16頭

アドマイヤジャスタ 54.0
カウディーリョ 55.0
スズカロング 51.0
ドゥオーモ 53.0
トーラスジェミニ 56.0
ナイトオブナイツ 55.0
ニシノデイジー 56.0
バイオスパーク 55.0
プレシャスブルー 54.0
ベストアプローチ 56.0
マイネルファンロン 55.0
ミスマンマミーア 52.0
ランフォザローゼス 55.0
レイエンダ 57.0
レイホーロマンス 51.0
レッドサイオン 54.0

以下、除外対象馬

ドンアルゴス52.0

函館記念2020のコース解説・傾向解説!【狙うは先行馬!!】

函館競馬場

引用元:ttps://www.keibalab.jp/db/race/202007190211/course.html

函館芝2000mのポイントは2つ。

1つ目は前傾ラップで中間も緩まない持続力が求められるレースになりやすい事。

これはスタートから1コーナーまでが476mと長く、かつ下り坂スタートの為前半のペースが速くなりやすい傾向によるもの。

2つ目のポイントは先行馬が圧倒的に有利という事。

過去10年で4コーナー4番手以内の馬が実に8勝を挙げているのもこの傾向を表す裏付けです。

差し・追い込み馬でも3コーナー辺りから早めに捲ってこれる機動力があるタイプは良いですね。

つまり函館記念で狙うべき馬のポイントは、先行力+持続力勝負に強い馬。

因みに先週の函館芝のトラックバイアスは、インコースが有利で前残りは頻回にみられていました。

最終週でもロスなく乗れる馬や前に行ける馬は要注意ですね!

先行力+持続力勝負に強い馬を中心に考えよう

・先週はインコースが有利のトラックバイアス

函館記念2020出走予定馬全頭診断!

【指数の内容】

能力比較 各馬と比較しての単純な能力の優劣
適性 現段階で想定されるトラックバイアス、展開、レースの流れや馬場状態などを総合的に加味した適性

【指数の意味合い】

S このメンバー内でトップクラス
A 上位3頭には入るであろう上位クラス
B 可もなく不可もなく
C 買って抑え程度
D 厳しい

 

アドマイヤジャスタ

能力・脚質共に厳しいですね。

前走もなるべくロスなく乗って離された6着ですから。

能力比較:C

適性:D

カウディーリョ

前走は決して得意ではない瞬発力勝負で4着。

2走前は単騎の楽逃げで展開利がありながらの勝利。

逃げ・差し自在の脚質は魅力的で函館も合いそう。

今回のメンバーならそれなりの評価は必要か。

能力比較:B

適性:B+

スズカロング

前走は直線で致命的な不利。

しかし条件戦の内容を見る限りいきなりの重賞挑戦は流石に厳しい。

ただ先行できる脚質で函館は合いそう、かつ51㎏のハンデは魅力的なので、よほどインコースが有利な馬場で展開利が見込める際に抑えるのはあり。

能力比較:D

適性:B

トーラスジェミニ

前走は超スローでの逃げ切り。

2走前も極端な内伸び馬場で逃げての3着。

今回人気になる要因のレースでは、いずれも展開利に恵まれた内容となっており正直能力的には疑問。

今回も恐らくこの馬の短期逃げとなり開利利は見込めるでしょうが、決して人気で買いたい馬では無いですね。

 

能力比較:C

適性:A

ドゥオーモ

小倉大賞典のような消耗戦が得意な馬。

今回はそこまでタフな流れは想定しにくい為、買いにくい。

能力比較:B

適性:C

ナイトオブナイツ

厳しいですね

能力比較:D

適性:D

ニシノデイジー

セントライト記念の内容は良いのだが、それ以降近走は見所なし。

旬は過ぎた感じで未だ人気になるようであれば嫌いたい1頭。

能力比較:C

適性:C

バイオスパーク

最終週でタフさが求められる今の函館は合いそう。

能力的にも今回のメンバーであれば通用しそうなので、先行出来れば面白い1頭。

能力比較:B

適性:B+

プレシャスブルー

新潟大賞典の内容だけ走れればここでも有力候補。

後ろすぎると流石に届かないが、機動力もある馬で3走前のようにある程度の位置から徐々に上がっていく競馬が出来れば面白い1頭。

能力比較:A

適性:C

ベストアプローチ

前走は長期休養明けの1戦で、前残りの展開を大外からマクリ気味に進出しての6着は悪くはない。

しかし今回も決して展開は向きはせずに能力で押し切るのは厳しそう。

買っても抑えまで。

能力比較:B

適性:C

マイネルファンロン

タフな流れや馬場で好走してきている馬。

また自ら動ける機動力に優れていて如何にも今回の函館の馬場は合いそう。

積極的に乗ってくれる丹内騎手に戻るのもプラスで今回のメンバーであれば能力的にも通用するはず。

能力比較:B+

適性:A

ミスマンマミーア

ハンデも考慮し能力はここでも通用する。

しかし如何せん行き足が付かずに最後方からの競馬となり、道中自分から動けるタイプでもない為、函館は合わない。

池添騎手の乗り方次第ではあるが、適性から評価は下げざる終えないか。

能力比較:B+

適性:C

ランフォザローゼス

近走の内容から流石に厳しい。

能力比較:C

適性:C

レイエンダ

ルメール×藤沢厩舎×ノーザンファーム

人気になる条件が出来上がってはいますが、近走の内容からここは嫌いたい。

2走前は勝馬と同じように内を立ち回った割に伸びを欠いての3着。

3走前も好位置で流れに乗ってはいたものの、そこから伸びを欠いて8着。

勝負気配が薄かったにしても内容は決して褒められるものではなく、また函館も合わない。

恐らく1番人気だろうが、買いたくない1頭である。

能力比較:B

適性:C

レイホーロマンス

悪くはないが、脚質的に函館への適性はない。

またこの馬を買うのであれば、ミスマンマミーアを上位にとらえたい。

能力比較:C

適性:C

レッドサイオン

前走は全く見所なく器用な馬でもないので、函館の適性も低い。

ただ条件戦の内容を見ればもう少しは走れそうで岩田騎手の為、内枠を引いた場合は評価を上げたい。

能力比較:B

適性:C

まとめ【上位人気はどれも怪しい!前の馬を中心に予想を組み立てよう!】

函館記念のポイントをまとめました。

・先週の函館芝を見る限りトラックバイアスはインコース有利、コース形態を考えても前に行ける馬が中心

・トーラスジェミニ、カウディーリョ、マイネルファンロン辺りが前に行き、展開利を活かせそう

ザッとまとめた感じはこんな所。

能力的に抜きん出た馬はいないので展開一つ、上手く流れに乗れた馬から上位になるレースでしょう。

なのでトラックバイアスと展開の読みが馬券的中に直結するレースとも言えますね。

あとは土曜日と当日の芝のレース映像を見て最終決定をします。

それでは週末の予想記事をお楽しみに!